日々多くの人が訪れる、渋谷の新たなランドマーク「渋谷ヒカリエ」。上層のオフィスフロアには、KDDI、LINE、DeNAなど有名企業が入居している。その17階に居を構えるのが「レバレジーズ」だ。

ガラス張りで開放感満点のミーティングスペース

同社はITや医療業界に特化した人材紹介事業を主業務としている。そのため、オフィスには、面談や打ち合わせに来る企業の採用担当や転職希望者など外部の人が頻繁に出入りする。

レバレジーズのエントランス

エントランスはグレーのガラス板で仕切られており、その向こうにはミーティングスペースが見える。ここで気になるのが、壁面に生い茂る緑。実はこの植物、ほとんどが本物なのだ。この緑を目にすれば、転職面談前の緊張も少し和らぐかもしれない。

壁のグリーンはほぼ本物

緑の壁を通り過ぎた先は、開放感のあるミーティングスペース。オープンテーブルとガラス張りの個室から構成されている同エリアは、打ち合わせや会社説明会、面談等に使用されている。過去にはここで始業前の「朝ヨガ会」を実施したこともあるのだとか。窓の向こう側には渋谷・恵比寿の街が広がり、天気の良い日は富士山まで見渡せるぜいたくなスペースとなっている。

開放感のあるミーティングスペース

ミーティングスペースをよく見ると、ハーマンミラー、イームズ、ルイスポールセンやタリアセンなど、インテリア好きであれば必ず知っている名作家具・照明がいたるところに置かれている。オフィスを案内してくれた広報担当 土井彩加さんによると、これはインテリア好きの代表取締役 岩槻知秀さんの「ブティックやカフェのようなおしゃれなオフィスにしたい」という意向に沿ったものだという。

デンマークの照明ブランド「ルイス・ポールセン」の照明

渋谷ヒカリエ内のかっこいい職場で働くことは、社員のモチベーションアップにつながる。採用面に関しても、オフィス環境の良さは求職者の志望度上昇にかなり大きく関わるという。社員一人一人の裁量が大きいベンチャー企業では、優秀な人材をいかに確保できるかが今後の成長の大きな鍵となるのだ。

明るい執務エリア

続いては執務エリアを紹介しよう。営業やエンジニアなど約150名が働くこちらのスペースもまたガラス張りで、かなり明るく広々としている。赤や青のオフィス家具はこれまたハーマンミラーのもの。

執務エリアはこんな感じ

新たに入社した社員のデスクの上には、バルーンが浮かんでいる。これは周囲が新人や中途採用者に積極的に声をかけられるように設置しているもの。バルーンにはちゃんと名前が書かれているので、何という名前の人がどこに座っているかということがすぐわかる。ちなみに、以前マイナビニュースで紹介したVOYAGE GROUPでも同様の取り組みがされていた。

新しく入社した人のデスクには可愛いバルーン

執務エリアとミーティングスペースを合わせると、かなりの広さになる同社のオフィス。掃除が大変そうだが、自分たちのオフィスは自分たちでキレイに保つという意識を持つため、清掃業者は入れずに社員たちがチーム交代制で行っている。かっこいいオフィスは汚れやゴミがあると台無しになってしまう。掃除担当者の責任は重大だ。