仕事をしていればどのような立場であれ、プレッシャーにさらされる。そして、例えばプレゼンの途中などで迅速に答えなければならない場面がある。"自分には無理"と最初から諦めることはない。スキルとして身につけることができるとIncの記事「プレッシャーの中で成長する6つの方法(原題:Thinking on Your Feet: 6 Tips to Thrive Under Pressure)」は述べている。

皆の前でプレゼンしているとき、予想外の質問が出た。あなたならどうするだろうか?

幸か不幸か、このような緊張は仕事にはつきものだ。そこでIncでは瞬時に、そして落ち着いて考えるにあたって以下のポイントを紹介している。

スマホはオフに

だらだらと考えていてもらちが明かない。素早く、俊敏に物事を考えるためにはまず集中を。そのために、集中力を阻害するようなスマートフォン、特にSNSの通知はオフにしておこう。

質問を繰り返す

「突然の質問に困った」というシチュエーションでは、相手の質問を繰り返してみよう。たとえ数秒であれ、自分の気持ちを落ち着く時間稼ぎになる。

これはまた、居心地の悪い沈黙への対策になる。さらに、反復することで質問の意味を理解できるので、試しにやってみよう。間をとる対策にもなるし、みんなの前で質問を繰り返すことでリラックスできるかもしれない。

実際、この方法は多くの人がやっている。

脳トレ

集中力をつけ、感覚をシャープにするためには、脳トレが1つの対策となりそうだ。

Lumosityなど手軽に利用できる脳トレプログラムを試してみてはいかがだろう? 体のエクササイズと同じで、脳もエクササイズすると迅速に動けるようになるかもしれない。

Lumosityは無料版があるので簡単に試せる。

よくある質問の対策を

カンペ作りなんて……とバカにしてはいけない。プレッシャーの下ではだれだって緊張してしまう。

想定される質問が浮かぶなら、事前に準備しておこう。質問を思い描くことは、自分のプレゼンのブラッシュアップにもつながる。

勉強

いつくるかわからない質問だが、プレゼンの直前にだけ、上司との面接の前日にだけ焦ってもしょうがない。

日々できることは勉強しかないので、知識を身につける努力をしよう。業界の知識や専門知識に限定せず、経済動向など幅広い知識を身につけよう。

知らない間に蓄積されて、焦ることが減ってくるかもしれない。