プレー時に実際に歩くので健康やダイエットにもいいと人気のモバイルオンラインゲーム「Ingress」。しかし、遊び方や表示の意味、ゲームの謎など、初心者はもちろんある程度遊んでいるプレーヤーでも迷うことは多いもの。このコーナーではIngressについての素朴な疑問について答えていきます。今回は「ポータル申請の方法」について。

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ハックする、デプロイ、リンク、とポータルはIngressの中でなくてはならない存在です。しかしこのポータルは、場所によって立っている本数の差が激しいのが残念な点でしょう。都会や駅前といったランドマークがあって人が集まるところはポータル数が多いですが、逆に駅から離れているところや郊外になると少なくなりがち。

自宅周囲にポータルが少ないとプレーするモチベーションが減ってしまいそうになりますが、あきらめる前にやっておきたいのが「ポータル申請」。これはポータルになりそうな場所をスキャナー(Ingressをインストールしているスマートフォンのこと)から申請することです。今回はその方法について紹介していきましょう。

ポータル候補を申請するには?

ポータル申請は、道を歩いていてポータル化できそうなものを見つけた場合、Ingress上から手続きを行なうことになります。方法はゲーム画面を長押ししてメニューを出してから、右の「Portal申請」へドラッグ。

画面長押しで出てくる「Portal申請」を選択

するとカメラアプリが起動するので、申請したいポータル候補の写真を撮影しましょう。GoogleのIngressヘルプページによると「写体とその周囲にあるものが写っている鮮明な写真」なら候補が実在するかどうか確認しやすくなるとのこと。申請に良さそうな写真が撮影できたら「写真を使用」をタップし、申請画面へ。

「Portal申請」で起動したカメラアプリでポータル候補を撮影後、「写真を使用」をタップすると申請画面が現われる

この申請画面ではまず、撮影した写真の右にある「CONFIRM LOCATION」という項目にある航空写真をタップしましょう。出てきた画面内の「+」印がポータルの位置になるようドラッグして調整後、「OK」をタップ。

申請画面右上の航空写真をタップして出てくる画面でポータル候補の正しい位置を設定

その後、「NAME」にポータル名を、「DESCRIPTION」にポータルの説明文を入力し、入力が終わって、「SEND」をタップすれば申請が終了です。申請後、ナイアンテイック・ラボの審査を通れば、晴れて新ポータルが誕生します。

ポータル候補の名前や説明文を入力して「SEND」で申請が終了

以前はあらかじめ撮った写真でも申請できたが、最新のバージョン1.77.0ではその場で撮影しないと申請できなくなった