【レポート】

「Google I/O 2015」開催 - iOSを強く意識した基調講演に

1 予想通りAndroid M公開

 
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米西海岸時間の28日、米サンフランシスコでGoogleの開発者向けカンファレンス「Google I/O 2015」が開催され、Sundar Pichai氏などによる基調講演が行われた。ここでは、モバイル関連を中心に基調講演での発表内容についてレポートしよう。

開発者向けカンファレンス「Google I/O 2015」開催

Android MはiOS化が進む

まずは多くの予想どおり、次期Android OSとなる「Android M Developer Preview」が開発者向けに公開された。Nexus 5/6/9とNexus Player対応で、Nexus 7では利用できない。

基調講演では「App Permission」「Web Exprerience」「App Link」「Mobile Payments」「Fingerprint Support」「Power & Charge」という6つの機能が紹介された。このうちApp PermissionとMobile Payments「Android Pay」、Fingerprint Supportの3つは、機能といい外見といい、対応するiOSの機能に非常に似ている。

「App Permission」。アプリ単位でカメラやアドレスなど、どの機能を許可するかを、各機能にアプリがアクセスできるタイミングで決定できる。UIを含めてほとんどiOSそのまんまという感じだ

「Android Pay」。Apple PayのAndroid版。クレジットカードに加え、キャリアの決済機能にも対応する。Android 4.4でサポートしていたNFCホストカードエミュレーション(HCE)も利用できるため、非接触決済も可能になるはずだ

「Fingerprint Support」。端末のロック解除、ストアの支払い、Android Payの認証などに指紋スキャナーが使えるようになる。ARROWS NXの虹彩認証など、指紋以外での認証は現時点では非対応か?

Android Mではその他にも、テキスト選択やボリューム選択の改良、よく使う共有手段と相手を覚える「Direct Share」など、使い勝手を改善する機能が多数含まれる。いくつかについてはデモも行われたが、これらもやはりiOSにかなり似ている。相当に影響を受けたことがわかる。

もっとも、iOSはiOSでAndroidが先にサポートした機能を採用した事例も多くある。互いに切磋琢磨している、という大人な言い方をしておこう。

全体としては、インターフェースの変更も含め大掛かりな改変となった5.0と比べると、機能追加よりもユーザビリティの向上を重視したリリースであるように見える。正式版の登場時期については触れられなかったが、Android 5.0での例を考えれば、Nexusシリーズでギリギリ年内、それ以外の機種は来年搭載といったところだろうか。しかし、Apple Pay対抗のAndroid Payの存在を考えると、もっと早いタイミングで投入される可能性もあるだろう。

また、今回はNexusシリーズの新端末は発表されなかったが、現行のNexusシリーズは指紋認証用のスキャナーを搭載していない。指紋スキャナーを搭載した新Nexusの登場が待ち望まれるところだ。

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インデックス

目次
(1) 予想通りAndroid M公開
(2) IoT向けのシステムにも注力
(3) ゾッとするほどスゴイGoogleのディープラーニング
(4) ダンボール製VRバイザーも進化
(5) iOSはすでにライバルではない?
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