前回はESEC 2015におけるルネサス エレクトロニクスの特別講演の模様をお届けしたが、今回は、ルネサスのブース展示の内容をご紹介したい。

ところで、当日りんかい線あるいはゆりかもめを使って会場を訪れた方は、ちょっとびっくりしたのではないかと思う(Photo01,02)。もちろん駅だけでなく会場もエスカレーターの手前がこんな感じ。Twitterでどなたかが「駅に着いたら超ルネサス」とかつぶやいておられたが、ここまで大々的にやったのにはちょっとびっくりである。

Photo01:ホームを上がるといきなりこれ

Photo02:駅の出口もこんな感じ。ゆりかもめも、ホームドアの上がこんな感じだった

そんな事もあってか、ルネサスのブースでは1回10分に区切る形でステージを毎日16回も開催した(最終日は終了時間の関係でもう少し少なかった模様)が、毎回結構な観客が集まっていた(Photo04)。この手のイベントの場合、長くなると観客が飽きて立ち去ってしまう事もあるが、ルネサスは10分と短く切った事もあってか、観客も立ち去ることもなく最後まで残っていた。逆に言えば10分でどれだけ中身を整理して見せるか、というあたりが勝負どころになる。

Photo03:さすがにビッグサイトの中は他にも広告が一杯あるから相対的に目立ちにくくはあるが、それでも見逃しにくい程度に目立っていた

Photo04:席数は20人分程度だろうか? それに立ち見をあわせて平均毎回40~50人程度が見ておられた

Photo01~03からも判るとおり、ブース展示はFactoryとHomeに絞られ、自動車関連は最小限である。それもあって、ステージもやはりこの2分野に分かれて実施されることになった。