【インタビュー】

「おばあちゃんになっても握手会ができたら」 - 早大卒アイドル・寺嶋由芙さんのまじめな働き方

1 グループ脱退後、オファーもお金もすべて自分でやりとり

 
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早稲田大学に入学後、1人でアイドル活動を始め、グループ加入&脱退、「ミスiD 2014」受賞、大好きなゆるキャラとの交流、ソロでのインディーズデビューなど様々な節目を迎えてきた寺嶋由芙さん。5月20日にはついにシングル「ふへへへへへへへ大作戦」でメジャーデビューを迎える。「古き良き時代から来ました」「まじめなアイドル、まじめにアイドル」というキャッチコピーを持つアイドルはどんなキャリアを歩んできたのか、話を伺った。

寺嶋由芙(てらしま ゆふ)
1991年7月8日生まれ 千葉県出身 O型 身長161cm。2014年3月 早稲田大学文学部 日本語日本文学コース専攻を卒業。大学1年生のとき、ライブ・アイドルとして活動を始める。その後、アイドル・グループに参加。2013年秋よりソロとして活動を開始。2013年に講談社主催「ミスiD 2014」において一般投票で1位を獲得し、「ミスiD 2014」、「アマテラス特別賞」をダブル受賞。現在は、ゆるキャラとアイドルを結ぶ存在を目指して活動中。5月20日にシングル「ふへへへへへへへ大作戦」(EMI RECORDS)でメジャーデビュー。

大学1年のときに、アイドル活動を始める

――いつからアイドルをめざしていたのですか?

もともと小さい頃からアイドルが好きで、モーニング娘。の安倍なつみさんのファンだったんです。それでアイドルになりたいなと思っていろいろオーディションを受けていたけれどもなかなか受からず(笑)。では自分でやろう、と思い立ち、曲を作ってくれる人を探して、秋葉原や都内のライブハウスを借りて歌い始めました。

――活動をはじめたのが、大学に入ってからだと伺いました

はい。大学1年生のときに、秋葉原で1人で歌うというのを始めて。それまでは学校も好きだったし、受験にも集中していたのですが、大学生になって自分の時間がすごく増えたんです。あとは単純にそのとき19歳で……やっぱりアイドルって17歳くらいのイメージがあるので、もうやらなければと思いました。

大学の友達から影響を受けたのも大きかったですね。すごく見聞が広くて活動的な子が多くて! 自分のやりたいことをどんどんやってく子が多かったんです。変な校風だったからかもしれないんですけど(笑)。ニコ生に"歌ってみた"を投稿したり、ゲーム実況したり、そんなに自分でできるならやろう! と思いました。

――刺激を受けたんですね。でも本当にはじめるとは行動力がすごいです……

ただ、そういうところにいてもなかなか上に行くのが難しいから、またいろいろオーディションを受けているうちにBiSに入ることになって、1年10カ月くらいでやめて、半年くらいブランクがあり、またソロで活動し始めて、今に至る……といった感じです。

教育実習をしながらアイドル活動

――グループを辞めて1人になるのは、大変ではなかったですか?

最初に1人で歌い出したときは本当に、今以上に「この子誰かな?」という空気の中で行くので……演者の方がお客さんより多いくらいな(笑)。今のソロ活動だと、もう少しわかってくれる方や応援してくれる方が増えたから、ありがたいし楽しいなと思います。

ただ、グループ辞めた直後はマネージャーさんもいないし、オファーをいただいても、自分で直接メールのやりとりをしたりですとか、更にお金のことも自分でやらなければならなくて! 衣装も自分で考えないといけなくて、親にワンピース作ってもらいながらだったので、今は手伝ってくれる人がたくさんいてありがたいです(笑)。

――知名度はあがったのに、自分でやらなければいけないことは増えていたような

はい(笑)。学生もしていたし、教育実習にも行っていたので。大学3年の5月にグループを辞めたんですけど、6月からは普通にスーツ着て実習に行きながら、今後のアイドル活動についてのやりとりもして、自分の本職がわからなくなりそうでした。

――そのまま教師に……と迷ったりはしなかったんですか?

教員免許を取りたいというのは大学に入るときから決めていたんですが、本気で先生になりたい方たちの中で実習をすると、やっぱり自分の本気度が足りないというか……。気持ちがアイドルに向いてしまっていました。「教師は生徒の人生に関わる仕事だから、流れでやれることではない」と反省して、アイドルを頑張ろうと思いました。

インディーズCDの1枚目を出したくらいのときに今の事務所にお世話になることが決まって、そこから全部引き継いで、メールのやりとりもマネージャーさんに任せられるようになりました。

転職活動のように、自分で動いた

――事務所を決めるのも自分でされて、大変ではなかったですか?

インディーズのCDを出してから事務所が決まったのですが、事務所を決めるときよりもCDを出す前の方が迷っていたかもしれません。お誘いいただく方もいるし、自分でミスiDというオーディションを受けたりしていた時期もありました。中でも一番展開が早かったのが加茂さんというユニバーサル・ミュージックのディレクターさんで、会って「今度イベントがあるから見においでよ」と言われて、見に行ったら「次出なよ」と言っていただいて、そこから曲を用意することが始まって、気がついたら……という感じだったので(笑)。良い方に出会えたなと思います。

――中には合わないオファーもあったのでしょうか? いじわるな質問ですみません……

もう本当に、声をかけてくれるだけでありがたかったので全然! ただ独自な路線をいくグループで活動していたので、その路線を求められているなと思うと、応えられないかもしれないとは思いました。「尖ったアイドルグループをつくりたいからぜひ入ってください」と言っていただいても、応えられないかもしれないと……。お会いしてみたら、「意外と尖ってないな」と思われたのか、向こうの熱が下がってうやむやに、ということもいっぱいありますし(笑)。

――転職活動みたいですね!

そうなのかな? そうかもしれないです(笑)

――メジャーデビューに行きついて、インディーズ時代との違いはありますか?

あんまりメジャーデビューをめがけてがんばります! ということではなく、インディーズでやっているときも環境的に恵まれていて楽しかったから、お話をいただいて本当にラッキーと思っています。

ただ、ヲタさんたちが応援してくれていたものに対して、結果として見せられたのが良かったなと思っています。2月のワンマンで発表したら本当に喜んでくれました。あとはリリースの結果次第なんですけど……(笑)。

※寺嶋さんはファンのかたを「ヲタさん」と呼びます

――ヲタさんの反応がダイレクトにわかるんですね

Twitterとか握手会とかで直接やりとりする場が多いので、面白いですよ。褒めてくれてることもたくさんありますし、エゴサーチ大好きなので「ゆっふぃー良かったよ」とか書いてあるとふぁぼ(※Twitterでお気に入りに登録すること)しに行くんですけど、名前を出さずに「今日調子悪かったかな」とか書かれてる時も「見てるよ♪」ってお気に入りにしたりしてます(笑)。今のアイドルだからできるのかなと思います。楽しく仲良くやっています!

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目次
(1) グループ脱退後、オファーもお金もすべて自分でやりとり
(2) なるべく長くステージで向き合いたい

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