ソフトバンクモバイルは2015夏モデルとして、約5.7インチのAndroidスマートフォン「AQUOS Xx」(シャープ製)を発表した。同端末は3辺狭額縁設計「EDGEST」により、ディスプレイの占有率が高められたモデル。発売時期は6月下旬以降を予定している。本稿では、写真で端末のポイントをチェックしていく。

約5.7インチのAndroidスマートフォン「AQUOS Xx」。カラーバリエーションは、アンバーブラック、ホワイト、レッドの3色で展開する

「AQUOS Xx」は、約5.7インチのS-CG Silicon液晶(1,080×1,920ピクセル)を搭載したAndroidスマートフォン。プロセッサには、最新のオクタコアCPUを搭載する。新開発のバックライト「S-PureLED」により、色の再現力が向上している。約5.7インチサイズという大型の本端末だが、シャープ独自の3辺狭額縁設計「EDGEST」によりディスプレイの占有率が高く、持ちやすいサイズ感に収まっている。本体の側面には、質感の高いアルミのメタルフレームを採用した。

3辺狭額縁設計「EDGEST」により、ディスプレイの占有率が高い

背面には、高画質デジタルカメラを展開するリコー「GRシリーズ」開発メンバーによる画質改善認証プログラム「GR certified」を取得した、有効画素数約1,310万画素のメインカメラを搭載。高画質の美しい写真が撮影できるだけでなく、最大70倍までのスーパースロー映像にも対応。ブレなく美しく撮ることのできる光学手ブレ補正機能も備えている。前面には有効画素数約210万画素のサブカメラを備えている。

背面は、リコー「GRシリーズ」開発メンバーによる画質改善認証プログラム「GR certified」を取得した約1,310万画素のメインカメラを搭載している

本体の側面に内蔵されたタッチセンサーが反応することで、画面の自動点灯などの機能が利用できる「グリップマジック」も標準装備している。また、人工知能“ココロエンジン”をベースに開発された「エモパー 2.0」機能も搭載。ユーザーに合わせたメッセージを語りかけてくれる。

大型のディスプレイはバッテリーの消費も激しいが、本機は高い省電力性能を備えており、長時間の利用が可能。また、グリップマジック、エモパーなどの独自機能も搭載している

「AQUOS Xx」の仕様は、以下の通り。OSはAndroid 5.0、内蔵メモリは3GB、ストレージは32GB。外部ストレージはmicroSDXC(最大128GBまで)に対応する。CPUは、MSM8994(2.0GHz+1.5GHzのオクタコア)を採用。サイズ/質量は約146(H)×79(W)×8.7(D)mm/約168g。バッテリー容量は3,000mAh。

通信面では、SoftBank 4Gによる下り最大165Mbps/上り最大15Mbps、SoftBank 4G LTEによる下り最大187.5Mbps/上り最大50Mbpsのモバイル通信をサポート。このほか高音質通話VoLTE、IEEE802.11a/b/g/n/acに準拠したWi-Fi、Wi-Fiテザリング、Bluetooth 4.1や、フルセグ/ワンセグ、防水、おサイフケータイなどの基本機能にも対応する。

(記事提供: AndroWire編集部)