VAIOが2015年2月に発表した「VAIO Z」は、モバイル向けとは思えないほど高い性能を持つ13.3型の2-in-1 PCだ。なかでも注目したいのは、CPUにTDPが28WのCore i7-5557U(3.1GHz)/Core i5-5257U(2.70GHz)を採用している点。計算性能が高いだけでなく、CPUが内蔵するグラフィックス機能についても、一般的なIntel HD Graphicsよりもワンランク上のIntel Iris Graphics 6100を搭載しているのだ。

となると、実際のゲーム性能がどれくらいなのか気になるところ。そこで長年VAIOをウォッチし続けている筆者が「VAIO Z」を全4回にわたりロードテストすることにした。今回は、4月末に公開されたスクウェア・エニックスの公式ベンチマーク「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク キャラクター編」を試した結果を紹介しよう。

VAIOの13.3型モバイルノート「VAIO Z VJZ13A1」

背面

液晶部が回転する2-in-1機構を備えている

タブレット形状にもなる。解像度は2,560×1,440ドットと高精細

■主な仕様   [製品名] VAIO Z VJZ13A1   [CPU] Intel Core i7-5557U(3.1GHz)   [メモリ] 8GB/16GBGB   [ストレージ] 128/256/512GB PCIe SSD   [光学ドライブ] ―   [グラフィックス] Intel Iris Graphics 6100(CPU内蔵)   [ディスプレイ] 13.3型ワイド(2,560×1,440ドット)   [サイズ/重量] W324.2×D215.3×H15~16.8mm/約1.34kg   [OS] Windows 8.1/8.1 Pro Update 64bit   [価格] 税別190,000円(最小構成時)~