KDDI、沖縄セルラーは2015夏モデルのタブレットとして、OSにAndroid 5.1を採用した約8.0インチの「Qua tab 01」(京セラ製)を投入する。同端末はau初のオリジナルタブレット。発売時期は7月下旬を予定している。本稿では、写真で端末のポイントをチェックしていく。

au初のオリジナルタブレット「Qua tab 01」。カラーはホワイト、ピンク、ネイビーの3色で展開する

「Qua tab 01」は、約8.0インチのWUXGA液晶(1,200×1,920ドット)を搭載したAndroidタブレット。企画から設計・開発・試験・製造までを国内で実施する、品質を重視した製品となっている。プロセッサにはオクタコアCPUのSnapdragon 615(1.5GHz+1.0GHz)を採用、搭載メモリはRAM 2GB/ ROM 16GB。

IPX5/IPX7等級の防水、IP5X等級の防塵性能を搭載。国際規格で定められた厳しい防水・防塵性能試験をクリアしているだけでなく、ディスプレイ上についた水滴とタッチ操作を区別できる。このためキッチンでの料理中など、手が濡れたままでも快適で便利に利用できる。

濡れた手でも反応するタッチパネルを採用した

スマートフォンとの連携機能が充実している。「スマホ画面リンク」はQua tabにスマホの画面を直接表示できる機能。「auシェアリンク」は、Qua tabでスマホの画面を操作できる機能。例えば、スマホをバッグの中に入れたままにしている、離れた部屋に置いたままにしている、あるいは充電中で手元にない、といったシチュエーションでもQua tabからスマホを操作できる。

「新着お知らせ」はスマホへのEメール、SMS、LINE、電話着信などを、手元のQua tabに知らせる機能。「つづき見」は、帰宅途中にスマホで見ていたコンテンツを、帰宅後にQua tabで見ることができる機能となっている。

写真は開発機(写真左)。最終仕様では、背面にauのロゴが入る予定。Qua tabはスマートフォンとの連携機能も充実している

製品発表会のスライドから。KDDIの田中孝司社長は「スマホとの2台持ちに便利」として「auシェアリンク機能」をアピールしていた

「Qua tab 01」の仕様は、以下の通り。OSはAndroid 5.1、内蔵メモリ(RAM)は2GB、内蔵ストレージ(ROM)は16GB。外部ストレージはmicroSDXC(最大128GBまで)に対応する。プロセッサにはMSM8939オクタコア(1.5GHz+1.0GHz)CPUを採用。サイズ/重量(ともに暫定値)は約125(H)×214(W)×7.9(D)mm/約298g。バッテリー容量は4,000mAhで、待受時間は測定中。

通信面では、下り最大150Mbpsの4G LTE、および下り最大110MbpsのWiMAX 2+をサポート。このほかIEEE802.11a/b/g/n/acに準拠したWi-Fi、最大接続台数10台までのWi-Fiテザリング、Bluetooth 4.1などに対応。ワンセグ、赤外線、おサイフケータイには対応しない。

(記事提供: AndroWire編集部)