発毛事業を手掛ける毛髪クリニック リーブ21は4月15日、「第15回 発毛日本一コンテスト」を東京国際フォーラムにて開催した。今年優勝の栄冠を手にしたのは、30歳の男性・岡山さん。出場者たちの達成感にあふれたコンテストの様子と、岡山さんにうかがった体験談を紹介する。

530名がコンテストにエントリー

コンテストと言えば「美少女」や「作文」が思い浮かぶが、そもそも発毛コンテストとはどのようなものなのだろうか。「発毛日本一コンテスト」は、「ほとんどのタイプの脱毛に髪はまた生えてくる」ということを伝え、1人でも多くの人から脱毛の悩みをなくすことを目的に2000年から行われている。

1次審査では、脱毛していた部位の「発毛量」を審査し、最終審査では発毛の過程で体験した苦労やエピソードを審査する「エモーショナル審査」を行う。節目となる第15回大会では530名がエントリーし、48名がコンテスト本戦に出場した。

「発毛日本一コンテスト」本選の様子。中には家族が応援に駆けつけ「髪があっても無くても愛しています」とアツアツぶりを披露する出場者も

審査結果の発表では、受賞者の名前が呼ばれるごとに客席から拍手と歓声が響いた。最後の優勝者発表で岡山さんの名前が読み上げられた時には、会場に来ていた池袋オペレーションセンター(編集注: 以下O.C。同社が全国に展開する店舗)のスタッフから歓声が上がった。司会者からのインタビューに岡山さんは、「O.Cの方々にもらった言葉は財産です」とコメント。華々しい雰囲気の中、コンテストは幕を閉じた。

施術の丁寧さが決め手

優勝者の岡山さんに、授賞式後さっそくお話をうかがった。

ーー本日は優勝おめでとうございます。名前が呼ばれた時はどんな気分でしたか?

優勝者の岡山さん

もう呆然としていました。驚きです。「受賞できるかも」とは多少は思っていましたが……本当に優勝するとまでは思っていなかったので……。

ーー髪の毛について悩み始めたのはいつ頃ですか?

悩みだしたのは3年くらい前です。リーブ21には、2年くらい前から通い始めました。 もともと髪について悩んではいたのですが、鏡を見たときに「いいかげん、どうにかしないといけないな」と思ったのが直接のきっかけです。リーブ21のことは、インターネットで調べて知りました。脱毛対策などをしている企業はいくつかありましたが、リーブ21を選んだのは、「発毛専門」というところに魅力を感じたからです。

ーーO.Cに行かれて、本格的に始めようと思った決め手はありましたか?

最初から本格的に取り組むつもりでしたので、実際に足を運んでみて「やっていこう」と決意したという感じです。体験したときに良かったのは、施術が丁寧だったことですね。工程の一つずつが丁寧でした。O.C全体で発毛を考えてくれているところも含めて、リーブ21はサービスが丁寧だと感じています。

左が施術前、右が施術後の頭髪の様子

ーー施術の内容についても教えてください

最初は、毛根チェックからでした。抜け毛の形で脱毛のタイプが分かるらしいのですが、僕の場合は「男性型脱毛」と「脂漏性脱毛」の複合型だったそうです。おおまかには、スチームしてシャンプーして毛穴の汚れを取り、リーブ21の機器で育毛剤を浸透させていくという流れです。あと、施術のほかには、カウンセリングですね。生活習慣や食生活でもアドバイスされ、外食はもちろん家でも脂っぽいものは控えて野菜を多めに摂るようにしていました。食事制限とまではいきませんが、バランスの良い食事をするように心がけていました。

ーーどれくらいのペースで通われていたのですか?

今は2週間に1回のペースで通っています。その他に、発毛に必要な栄養分のサプリを買いに行く感じですね。ひとり暮らしなので自炊をするんですが、料理だけだとなかなか全部の栄養素を摂取することは難しいので、そこは苦労しました。

O.C全体で支えられている感じがあった

ーーいつ頃から効果を感じはじめましたか?

最初の頃は、効果を実感するまでに1年くらいはかかるのではないかと思っていました。しかし、通い始めて半年くらいから結果が出てきたので、「この施術は効果がありそうだ」と思いました。 以前は常に髪が気になっていたのですが、今では本当に気にならなくなりました。髪も気にしないから、精神的にも気が楽になりました。

「行動しないと何も変わらない」

ガッツポーズの岡山さん。今ではすっかりフサフサで、どこか誇らしい表情である

ーー発毛して、今後挑戦してみたいことはありますか?

スポーツがしたいです。特にサッカーをやりたいですね。自転車にも乗りたいと思います。高価なものを買ったのですが、髪が気になってあまり乗れていなかったので……。

ーー最後に、リーブ21に行ってみようか迷っている方にメッセージをお願いします

まずは相談してみるのが良いと思います。薄毛って人に打ち明けにくい悩みだと思いますが、行動しないと何も変わらないと思います。

岡山さんが通っていたO.Cのスタッフによると、岡山さんは最初の施術のときから「どうしても髪を生やしたい」という気持ちを固めており、食生活などでの努力も重ねていたそうだ。リーブ21は“二人三脚の発毛”を標榜している。岡山さんによる努力とO.Cスタッフの支えが彼の髪を生やしたと言えるかもしれない。