省電力モードは「くやしい」

そのため、3日目にして、「非常に不名誉」と言うべき、バッテリーライフのレコードを作ることになってしまった。

朝、7:00に充電を忘れて33%で家を出発。午後1:00に残り残量10%となり、省電力モード入り。その後、午後6:00に戻り充電を開始し、Apple Watchの文字盤が復活。

省電力モードは、時計機能だけを生かして電池を長持ちさせる、いわば緊急モードのようなものだ。文字盤には緑のシンプルなデジタル時計のみを表示するようになり、その他の機能は受け付けなくなる。

Apple Watchの省電力モードは、シンプルな蛍光グリーンのデジタル時計になる。時計表示以外の操作はできない。側面のボタンを長押しすることで通常モードに復帰する

もし意図的に省電力モードに切り替えた場合は、側面のボタンを長押しすることで通常モードに復帰することができる。

本来であれば、充電し忘れて寝てしまったときに、省電力モードにしておけば、朝の出発時に残量50%から始められていたかもしれない。もちろん、寝ぼけていてそんなことを気にする余裕はなかったわけだが。

省電力モードで時計としての役割は果たしてくれるが、1つくやしいのはアクティビティのトラッキングが途切れることだ。

これは追って紹介するが、Apple Watchのキラーコンテンツとしてエクササイズやアクティビティ機能が挙げられる。ちょっとナイキを意識させるネオンカラーの円グラフで1日の運動の達成度を表現してくれる仕組みだが、常に進捗を文字盤に表示することもでき、非常にモチベーションが高まるのだ。

前述のパターンでは、午後1時から午後6時までの5時間、割と電車の乗り換えも含めて移動・歩行が多かった時間帯のデータが取れてない、というのはくやしさがにじむ。戻ってきて充電されてきたので、改めてウォーキングか軽いランニングに出かけて、1日のゴールを達成しに行こうと思う。こうしたモチベーションがいつまで続くのか、についても、個人的な実験内容として、ここに記しておこうと思う。