ブロック玩具のレゴジャパンは4月28日、「レゴシティ トラックキャラバン」記者発表会を東京・六本木で実施。ゲストにタレントの柳沢慎吾と、レゴ認定プロビルダーの三井淳平プロが登場した。

20万ピースのレゴブロックを使用して制作された幅6mの巨大ジオラマ「レゴシティヒーロージオラマ」

「レゴシティ トラックキャラバン」は、身近なヒーローが活躍する“街”をテーマにした「レゴシティ」シリーズの新キャンペーン。20万ピースのレゴブロックを使用して制作された幅6mの巨大ジオラマ「レゴシティヒーロージオラマ」を載せた4トントラックが、日本全国の都市を巡り、レゴシティの魅力を伝えるというもの。

このジオラマをつくった三井プロは、会場で「構想期間を含め約10か月かけてつくりあげた。ジオラマの街のなかで、レゴシティのヒーローたちがあらゆるところで活躍している。動く乗り物や建物もあり、子どもたちが『この世界に入り込んでみたい』と感じてもらえるような風景を描き、レゴで立体にした」と語った。

レゴシティは、キャラメルほどのサイズのブロックを組み立てるという従来のレゴのイメージとは違い、「ヘリコプターのついせき」や「ハイスピードパッセンジャートレイン」といったテーマがある“キット”の世界。

会場でレゴジャパン代表取締役のスティーン・コッケンバーグ氏は、「一からブロックで何かをつくるというフリービルディングは、非常に難しい。このレゴシティには、もともと世界観やストーリーがあるので、モデルで楽しんでもらえる」と話す。

左から三井プロ、スティーン・コッケンバーグ氏、柳沢慎吾

同キャラバンでは、三井プロによる巨大ジオラマを載せた「レゴシティ トラック」の一般公開をはじめ、レゴシティのミニセット組み立て体験ができる「組み立て体験コーナー」、レゴシティの大型ヒーローたちと写真撮影が楽しめる「ヒーローフォトコーナー」などが設置されている。

六本木での公開に続き、イオン幕張新都心(5月2~5日)、「東京おもちゃショー2015」会場内(6月20~21日)で同キャラバンを展開。詳細情報は「レゴシティ トラックキャラバン」ホームページで順次公開される。

巨大ジオラマに興奮した柳沢は、誰も求めていないなか警察・カーレース・新幹線・甲子園と持ちネタを連発。最後は「夢を追っかけてくれる三井さん、すてき。レゴで遊んで、いい夢みろよ、あばよ!」と得意の一発で締めくくった。