ファイルの保存や共有で役に立つ「Dropbox」は使いこなすと便利なサービス。クラウドを利用するということで設定や操作が難しそうなイメージがありますが、使ってみると意外に簡単です。このコーナーではDropboxの基本から知っておくと便利な使い方まで紹介していきます。初回は「Dropboxとはどういうサービス?」についてです。

クラウドストレージとはいったいどんなサービス?

スマートフォンやタブレット、PCを使っている方ならDropboxという名前を聞いたことがあるかと思います。Dropboxはクラウドストレージとして有名なサービスです。

インターネット上に自分の知りたい情報やファイルを保存できるサービスのことをクラウドサービスと呼びますね。一方、ストレージとは英語で倉庫や収納場所を意味します。つまり、ネット上でファイル類を保存や収納できる場所のことをクラウドストレージと呼ぶのです。

データをハードディスクやSDカードに保存するのと同様にネット上に保存でき、なおかつネットにつながっているスマートフォンやタブレット、パソコンだったらどこでもデータにアクセスできるのがクラウドストレージの魅力。

こういったサービスとして、Googleの「Googleドライブ」やAppleの「iCloud Drive」などが挙げられますが、そんな中、DropboxはOSや使用アプリなどの制約が少なく利用でき、なおかつ使いやすいインターフェースで人気。クラウドストレージの代表とも言えるサービスです。

ネット上で様々なファイルやデータが保存できるのがDropbox

クラウドストレージといってもローカルドライブと同じ感覚で利用可能