筆者は仕事で恋愛相談を受けていますが、「LINEの返事が来なくなりました」という女性からのお悩みがよく寄せられます。そこで今回は、男性が返信しづらい女性からのLINEの内容についてお伝えします。

■男性とは無関係の内容

以下に代表例を紹介します。

・「今日のランチはこれ食べたよ」などと題して自分が食べたメニューを写真付きで送る

「だから何?」と思われてしまうか、心の中で「了解」と思い、あえて返信をして来ない可能性大。本当においしいお店だったら「今度一緒に行きたい」と、相手を会話に入れ込む工夫もほしいところです。

・「今家に着いたよ」

カップルならお互いに心配をかけないための心遣いとしてありですが、男性側の恋愛熱が相当高まっていない限り、続けるとこちらもランチ同様、「了解」と心の中で済まされてしまう恐れがあります。

■強引に押しすぎる内容

仕事で20~30代の男性から話を聞く機会が多いのですが、「日程を『私は◯日と◯日が空いています』と勝手に詰めようとする女性が怖い」という声を聞いたことがあります。自分に自信を持っていない男性が相手の場合、「何が目的で!?」などと感じてしまうこともあると言っていました。

また、自分から押したいタイプの男性にも強引に押しすぎる内容のLINEは不評。自分から押したかったのに……と、あえて一度距離を置くという男性もいました。

さじ加減が難しいところですが、相手の人となりがわかるまでは強引に自分のペースに巻き込もうとすることは危険ということです。女性同様に男性も、最近はこじれている人が増えているのかもしれません。

■長文

女性同士のグループLINEを読めばわかりますが、女性はかなりの長文を送ってしまいがちです。しかも1つのLINE内にいくつも内容を盛り込むため、男性はどの話題に対して返事をすればいいのかわからなくなってしまうのです。

そして、1つのLINE内に1つの内容を、と恋愛相談でお伝えすると、次にしてしまいがちなミスが連投。今度は相手が会話のテンポについて来られなくなってしまうのです。

最近ではLINEを含む文字のコミュニケーションを「話す」とカテゴライズする人も増えています。話すとは当然、相手と会話をすることですから、上記3つは会話をする相手の気持ちを考慮していないことの現れです。つまり、相手のことを気遣えば防げるミスでもありますから、当てはまった人も即改善できますよ。

※写真と本文は関係ありません

著者プロフィール

内埜さくら(うちの さくら)
恋愛コラムニスト。2,000人以上の人物取材の経験で磨かれた、鋭い洞察力が武器。著書は『恋がガンガンうまくいく魔法のフレーズ80』(講談社)。無料のメール恋愛相談は年間200人以上の男女が利用、リピーターも多い。相談を休止中の場合もあるので詳細はブログまで。恋愛コメンテーターとして『ZIP!』(日本テレビ)、『スッキリ!!』(日本テレビ)、『ばらいろダンディ』(MX-TV)などのテレビやラジオ、雑誌にも多数出演。