2015年はインターネットサービスプロバイダを営むMVNOが光回線サービスに参入し、MVNO各社では光回線と格安SIMのセット割引を発表している。前回の「集合住宅編」では、MVNO各社のSIMフリー端末+SIMのセット割と光回線とのセット割の有無について紹介しつつ、集合住宅で割引を使った場合の月額料金を紹介してきたが、今回は同様のモデルケースで一戸建てで利用した場合に費用はどれだけになるのか計算してみた。なお、記事に出てくる価格はすべて税別である。

nifty

MVNOサービス「Nifmo」と光回線サービス「@nifty光」を提供しているnifty。SIMカードと端末のセット割としては、データ通信プラン料から200円を割り引く「機器セット割」があり、光回線サービスとSIMのセット割引としては「Nifmo」利用料金から200円割り引く「@nifty接続サービス セット割」がある。

「Nifmo」のスマホセットと「機器セット割」

「機器セット割」で利用できる端末は「ASUS ZenFone 5」と、「FUJITSU ARROWS M01」がある。「ASUS ZenFone 5」の場合、端末の24回分割支払額が1,297円。これに月額1,600円の「Nifmo」音声通話対応2GBプラン(4月1日から3GBに増量)を加えると、通常の月額料金は2,897円になる。ここから「機器セット割」分を200円引くと2,697円だ。

また、これに「@nifty光」の一戸建て向けプランである@nifty光ホームタイプの月額料金5,000円を加えると7,697円。ここから「@nifty接続サービス セット割」の分の200円を引くと7,497円だ。同様に「FUJITSU ARROWS M01」の場合は、7,775円となる。