多種多様な候補から自分好みの端末を選択でき高度なカスタマイズが可能、それがAndroidの魅力であり強みです。しかし、その自由度の反面わかりにくさを指摘されることも少なくありません。このコーナーでは、そんな「Androidのここがわからない」をわかりやすく解説します。今回は、『「セルスタンバイ」がバッテリーをムダ使いしているようです!?』という質問に答えます。

***

「設定」でバッテリー使用量の内訳を調べると、「セルスタンバイ」という項目が上位に現れることがあります。そのような名前のアプリは存在しませんが、この項目が上位に表示されるということは、携帯電話回線(3G/4G)になんらかの問題を抱えている可能性があります。

セルスタンバイは、携帯電話回線に接続していない状態を指します。システムは携帯電話回線に接続しようと基地局を繰り返し検索しますから、3G/4Gの電波が届かない場所に長時間いると、セルスタンバイのバッテリー消費量は増えます。

SIMそのものを取り外していることも考えられます。複数のスマートフォン/タブレットで1つのSIMを使い回しているとき、携帯電話回線を無効化しないままSIMを取り外してしまうと、その端末はセルスタンバイ状態になるのでバッテリー消費量が増えてしまいます。

端末が携帯電話回線に接続しようとする処理は、システムのバックグラウンドで続けられます。スリープ/ロック時にもそれなりの電力を消費しますから、放置すればバッテリーが減るスピードは速くなります。

セルスタンバイによる電力消費を減らす対策としては、3G/4Gの電波が届かない場所・届きにくい場所に放置しないことが挙げられます。就寝するときなど長時間触れない場合には、圏外になりそうな場所を避け、電波が届きやすい場所に置いたほうがバッテリーは長持ちします。

SIMを取り外している場合には、機内モードに設定しておくといいでしょう。Wi-FiやBluetooth、NFCもまとめてオフにされてしまいますが、機内モードを有効にしたあとであれば、オンにすることが可能です。これで、セルスタンバイによるバッテリーの浪費を防ぎつつ、SIMなし状態の端末でWi-FiやBluetoothを利用できます。

「セルスタンバイ」のバッテリー消費率が高い場合には、携帯電話回線の使用状態をチェックしましょう

(記事提供: AndroWire編集部)