Googleは日本時間の3月11日、iPhone版「Googleカレンダー」アプリを公開。これまで「Google」「Gmail」「Google Maps」といったGoogle社のアプリのiOS版はすでにあったものの、一番ありそうでなかったカレンダーアプリが登場した。

すでにiOSの純正アプリや人気のカレンダーアプリの大半はGoogleアカウントとリンクさせられるため、すでに別のアプリと連携させて使っている方も多いかと思う。「今になってGoogleのアプリ?」と思った方もいるかもしれない。

iOS版「Googleカレンダー」は果たして使えるのだろうか?

カレンダーの表示方法は「スケジュール」「1日」「3日」の3種類

「Googleカレンダー」のカレンダー表示はタイムライン状にスケジュールを表示する「スケジュール」と1日のスケジュールである「1日」、3日分表示する「3日」の3種類。また、画面上部にある「3月」など月表示の部分をタップすると、画面の上半分に月間カレンダーが表示され、この中の任意の日付をタップするとその日の予定が画面下半分に表示される仕組みだ。

「Googleカレンダー」の「スケジュール」表示

「1日」表示。表示切り替えは画面右上の1×3ボタンで行なう

3日分のスケジュール「3日」

月名の部分をタップすると月間カレンダーが表示される

また、Android版では週間カレンダー表示もあるが、iOS版にはない。週間カレンダーや予定を書き込める月間カレンダーがないため、どうしてもイベントの予定や1~3日単位のスケジュールのチェックという使い方をすることになってしまう。仕事のプロジェクトや長期にわたる予定など数日や数週にわたるスケジュールを俯瞰して確認したい、という人にとっては使いづらい。