米Appleは米国夏時間3月9日の午前10時より、サンフランシスコ市内のYerba Buena Center for the Artsで、メディア向けのイベントを開催する。

2015年は3月8日に設定されている、米国における夏時間への移行の翌日。イベントのタイトル「Spring forward」は、冬時間から夏時間に時計の針を進めるとの表現だ。このことからも、Apple Watchに関する発表が中心になることが考えられる。

イベントではApple Watchの詳細を発表か

デバイスのデザインや2種類のサイズ、3種類のバージョンが存在することは明らかになっている。このほかの販売の方法やオプション、既に発表されている「349ドルから」という価格の詳細、そしていつ、どこで手に入れることができるのかがアナウンスされることが期待される。

Apple Watchについておさらい

Apple Watchの各モデルの性能は共通だ。iPhone 5以降と組み合わせて利用するウェアラブルデバイスで、A5プロセッサほどの性能を誇るS1が搭載される。およそ1日もつバッテリーが搭載され、充電は専用の充電器によって行う仕組みだ。

マルチタッチと押し込む動作を認識するForce Touchに対応するRetinaディスプレイ、ちょうど竜頭のように回転させるインターフェイスであるデジタルクラウンが搭載される。そして背面には心拍計が備わり、モーションセンサーとともに活動・運動のトラッキングに対応する。

押し込む動作で反応するForce Touch

サイズは38mmと42mmの2サイズ。2014年9月9日に開催されたiPhone 6の発表会で、筆者は42mmのモデルを装着したが、腕の上面をしっかり覆うサイズだった。そのため、時計と腕のバランスからすると、もしかしたら38mmのモデルを選ぶかもしれない、とも考えた。ただ情報表示の視認性はもちろん大きい画面の方が良いため、おそらく少し悩むことになるはずだ。