UR都市機構は20日~22日の3日間、東急ハンズとの共同プロジェクトにより誕生した賃貸住宅「3636+(ニジョー・プラス)」(横浜市金沢区)の入居者を募集している。

賃貸住宅「3636+(ニジョー・プラス)」(横浜市金沢区)の入居者を募集

「3636+(ニジョー・プラス)」とは?

「3636+(ニジョー・プラス)」は、横浜市の金沢シーサイドタウンやその周辺の地域資源を楽しみ、ふだんの暮らしに何かをプラスして楽しむ「LIVE+(リブ・プラス)」の第1弾となる賃貸住宅。ネーミングの由来は「関東間の一畳は、3尺×6尺(910mm×1,820mm)。2畳分の押入れを改造して、部屋のスペースが足されるので、3636+(ニジョー・プラス)と呼んでいます。」(UR都市機構 HPより)だという。

タッグを組んだ東急ハンズは、「ここは、ヒント・マーケット。」をブランドスローガンに、ユーザーに驚きや発見のある「ヒント」を提供している人気ブランドだ。

お部屋の特徴は?

同機構がアピールする「3636+(ニジョー・プラス)」の特徴は3つ。まずは部屋全体を使いこなして楽しむ「わくわく感のある住まい」だ。ポイントは、自然木でできた東急ハンズの「Function KIT」を約2畳広さの押し入れ部分に設置しているということ。

同設備により単なる押し入れが、「2畳分(3尺×6尺×2)」の自由に使えるスペースに変身。「アクティブな発想」で使いこなすことができるようになるという。モデルルームには、他にもわくわく感のある暮らしを楽しむための、東急ハンズの「ヒント」が多数提案されている。

特徴1「わくわく感のある住まい」

第2の特徴はセミオーダーで楽しむ「愛着のわく住まい」。「3636+(ニジョー・プラス)」では、自分のライフスタイルに合わせて好みのインテリアを楽しめるよう、団地では珍しい「セミオーダーメニュー」を取り入れている。例えば「Function KIT」は「多機能空間」「ツインデスク」「コックピット」の3パターンを用意。子供が2人いる家庭は「ツインデスク」など、家族構成に合わせて選ぶことができる。

特徴2「愛着のわく住まい」

更に、長い時間を過ごすリビングが居心地の良い空間となるよう、30種類のウォール・タペストリーから1タイプをプレゼントし、施工もサービスする。壁紙は一度貼ってもはがせる仕様のため、個性的かつ大胆な柄を試すのもおすすめだという。

30種類のウォール・タペストリーから1タイプをプレゼント

第3の特徴は、自然木の時間とともに変わる色合いや風合いを楽しむ「時間を楽しむ住まい」だ。同物件では、「Function Kit」の他にも、洗面所やトイレの棚に、自然木を使用。呼吸をするため時間とともにたわみが生じるなどのデメリットはあるが、あえて集成材や合成剤ではなく、自然木を採用したという。同機構は「自然木の柔らかさ、香り、時間とともに変わっていく色合いや風合いを楽しんでいただきたい」とコメントしている。

特徴3「時間を楽しむ住まい」

他にも玄関脇や「Function KIT」奥に有穴板を設置する工夫も。手軽に引っ掛ける場所を確保することで片づけやすくしてあり、「見せる収納」も楽しめるという。

収納に便利な有孔板を設置

度々マイナビニュースで紹介しているように、IKEA無印良品などの人気ブランドとのコラボレーション団地が話題を呼んでいるUR都市機構。「3636+(ニジョー・プラス)」では、「普通の賃貸住宅ではつまらないけどDIYは面倒」「ついつい物が増えがちな、子育てファミリー」「セカンドライフを満喫したい、こだわりアクティブシニア」がターゲットだという。

同機構は、「セミオーダーで手軽にDIYテイストが楽しめる工夫や、部屋の有効活用が可能な『Function KIT』などにより、個性的かつ機能的な住まいを実現し、金沢シーサイドタウンの豊かな暮らしを支えていきたい」としている。

個性的かつ機能的な住まいを実現

場所は神奈川県横浜市金沢区並木1丁目 金沢シーサイドタウン並木1丁目第2団地。部屋の間取りは2LDKで広さは59平方メートル。今回は1~3階の中層階段室住棟 10戸の入居者を募集する。月額家賃は9万1,600円~(共益費 別途3,600円)

募集期間は2月20日~22日の3日間。現地で募集を受付し、最終日に抽選をs実施する。その後は、金沢シーサイドタウン並木1丁目第1現地案内所にて先着順で受付をする。