【レポート】

女性はなぜ記念日を大切にするのか

 

記念日は彼や夫と祝いたい、と考える女性は多い

クリスマスはもちろん、誕生日や結婚記念日などは多くの人にとって大切な日です。それ以外にも、初めて出会った日、付き合いだした日など、女性にとってはすべてが大切な日ですよね。ですが男性は、彼女の誕生日をうっかり忘れていたなんてことはよくあり、ましてや初めて出会った日、付き合いだした日などを覚えているというのは稀です。男性からすると、誕生日や結婚記念日は大切な記念日だと理解できても、初めて出会った日、付き合いだした日などを記念日として祝うというのは、なかなか理解できないかもしれません。どうしてこんなにも男女で記念日に対する意識が違うのでしょうか。

記念日を多く設定する女性は彼や夫に愛されていない?

確かに女性の場合は、初めて出会った日、付き合いだした日などを記念日として祝いたいという気持ちが男性以上にあると思います。それも年に1回どころか、毎月のように「付き合って何カ月目記念」というような感じに、頻繁に祝ってほしいという気持ちがあるかもしれません。

女性が記念日を大切にする背景には、誰かに大事にされていると感じたいという思いがあるのではないでしょうか。バレンタインやクリスマスは、恋人たちにとっては大切な日かもしれません。ですが、それは記念日というよりイベントですよね。それに対して、初めて出会った日、付き合いだした日などは自分と恋人だけにとっての大切で意味がある日です。そんな日をちゃんと覚えていてくれて、祝ってくれる誰かがいるということは、大事にされている、愛されていると実感することにつながります。逆にいえば、記念日を多く設定し、祝ってほしいと願っている女性というのは愛されている、大事にされているという実感がないのかもしれません。

ところで、あなたは会社の同僚や学校に友達など、誕生日を覚えていますか。ほとんどの人が、数人は覚えているけど、全員は無理と答えるのではないでしょうか。そして、その数人とは仲の良い仲間だと思います。つまり、自分が興味や関心を持っている相手の記念日は覚えていますが、嫌いな人や興味のない人の記念日に関心を示すことはあり得ません。記念日を覚えているということは、相手が自分や自分との関係に関心を持っているということのあらわれでもあるのです。

男性よりも女性のほうが記念日を大切にしているという背景には、守られたい、愛されたい、大事にされたいという欲求が男性よりも女性のほうが高い、ということがあるのかもしれません。記念日を祝うことそのものよりも、記念日を覚えているということが大事というのを、男性には知っておいてほしいですね。

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著者プロフィール

平松隆円
化粧心理学者 / 大学教員
1980年滋賀県生まれ。2008年世界でも類をみない化粧研究で博士(教育学)の学位を取得。京都大学研究員、国際日本文化研究センター講師、チュラロンコーン大学講師などを歴任。専門は、化粧心理学や化粧文化論など。魅力や男女の恋ゴコロに関する心理に詳しい。
現在は、生活の拠点をバンコクに移し、日本と往復しながら、大学の講義のみならず、テレビ、雑誌、講演会などの仕事を行う。主著は「化粧にみる日本文化」「黒髪と美女の日本史」(共に水曜社)など。

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