ソニーが1月22日に発表した「SRS-X11」は、手のひらサイズのキューブ型Bluetoothスピーカーだ。2014年6月に発売された「SRS-X1」はサイズ感や手軽さからヒット商品となったが、音質やパワー面での不満が少なからずあった。「SRS-X11」ではどのような進化を遂げているだろうか?

「SRS-X11」

SRS-X11はどんなスピーカーか?

SRS-X11は一辺61mmのキューブ型をしたモノラルスピーカー。発表時の推定市場価格は税別9,000円前後だ。使用しているスピーカーユニットはφ45mmのフルレンジで、キャビネットの前面に配置されている。両側面にはパッシブラジエーターも装備。アンプの出力は10Wだ。既発売のSRS-X1が5Wだったことを考えると、手のひらサイズのスピーカーとしてはハイパワーだといえるだろう。

SRS-X11の前面(写真左)と側面(写真右)

天面の操作ボタンは、左から「電源」「電話の着信応答・終話」「ボリュームのアップ・ダウン」。操作ボタンが天面に集中しているのは、このサイズのスピーカーにとっては重要なことだ。2012年9月に発表されたテニスボール大のスピーカー「SRS-BTV5」では、「電話の着信応答・終話」「ボリュームのアップ・ダウン」のボタンがそれぞれ球体の下のほうに配置されていた。小さいうえにバランスを崩しやすい球形という形状から、電話の着信応答などの操作が行いにくかった。

SRS-X11の操作パネル

SRS-BTV5では着信応答ボタンなどが本体下部に配置され、操作しにくかった

背面パネルには、充電用のmicroUSBポートとAUDIO INのφ3.5mmステレオミニジャック、RESETボタン、ADDボタン(後述)が用意されている。BluetoothとAUDIO INからの入力を切り替えるスイッチは存在せず、AUDIO INにケーブルを挿して音声信号が入力されるとBluetoothからAUDIO INに切り替わる仕組みだ。Bluetoothのバージョンは3.0で、対応プロファイルは、A2DP、AVRCP、HFP、HSP。音声コーデックはSBCのみ利用可能だ。

SRS-X11の背面パネル

充電中はバッテリーチャージインジケーターが点灯