【レビュー】

高速一眼と最新望遠ズームで楽しむ10コマ/秒の世界 - キヤノン「EOS 7D Mark II」+「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」

1 スピーディに作動するAFと短いレリーズタイムラグ

 
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キヤノンの「EOS 7D Mark II」は、2,000万画素オーバーの高画素と10コマ/秒の高速連写を両立した一眼レフカメラだ。主にプロや愛好家層をターゲットとして、昨年秋に登場。この高機能一眼レフに、同社の最新望遠ズーム「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」を組み合わせて、鳥や動物など動きのある被写体を撮ってみた。

「EOS 7D Mark II」+「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」

まずは、使用機材の基本スペックを確認しておこう。「EOS 7D Mark II」は、APS-Cサイズセンサーを搭載したEOSのフラッグシップ機だ。先代の「EOS 7D」とほぼ同じサイズのボディを維持しながら、センサーやエンジン、内部メカを一新し、有効画素数は2,020万画素に、連写は10コマ/秒に、AFはオールクロスの65点測距にそれぞれ対応する。

一方、望遠ズーム「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」は、1998年に発売された「EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM」の後継モデルとして昨年12月に発売されたレンズだ。16年ぶりのモデルチェンジであり、新しい光学設計によって描写性能を高めたほか、手ブレ補正の強化や、最短撮影距離の短縮、防塵防滴への対応、ズーム方式の変更などを図っている。

このレンズはフルサイズに対応しているが、APS-Cサイズセンサー搭載機である「EOS 7D Mark II」に装着した場合は、35mm判換算で160~640mm相当の焦点距離となる。スポーツや乗り物、動物などを離れた位置から大きく捉えるのに好適な焦点距離といっていい。

下の写真は、ズームの100mm側を使い、イルカショーの様子を連写したもの。7種類から選べる「測距エリア選択モード」は「ゾーンAF」を使用した。これは65点のAFフレームを9つの測距ゾーンに分けてピント合わせを行うモードであり、こうした動きの速い被写体を撮るのに最適だ。予測できない場所から突然現れるイルカの動きにも問題なく対応でき、狙いどおりの瞬間をしっかりと押さえることができた。

シャッター優先AE(F4.5 1/1,000秒) ISO500 WB:太陽光 焦点距離:100mm

次も、同じくゾーンAFを使って連写した写真だ。トンビに合わせてカメラを動かしながら連写することで、あっけないくらい簡単に飛翔シーンをアップで撮影できた。鋭い目付きやクチバシ、ツメ、羽根など肉眼では見えなかった細かい部分までシャープに描写できている。

シャッター優先AE(F5 1/2,000秒) ISO640 WB:太陽光 焦点距離:200mm

使用感としては、AFをはじめとする各種レスポンスの素早さがとても快適に感じられた。シャッターボタンの半押しによってAFがスタートし、そこから合焦して撮影が行われるまでの一連の動作が非常に短い。そのため、例えば頭上を飛ぶ鳥を撮る場合、鳥が視界に入ってから、肩にかけたカメラを急いで持ち直して構えても、シャッターチャンスを逃さずに捉えることが可能だ。

重量については、ボディ約910g+レンズ約1,570gで、合計約2,480gとなる。ずっしりとした重みがあり、個人的には手持ちで撮影できるギリギリの許容範囲といったところだ。ただ、長時間構えるのはさすがにきついので、用途によっては三脚や一脚を用意したほうがいいだろう。

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インデックス

目次
(1) スピーディに作動するAFと短いレリーズタイムラグ
(2) 近景から遠景まで幅広いシーンに対応するレンズ
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