皆さんは「ブルーライト」という言葉を聞いたことがあるだろうか。スマホやPCから発生しており、「目に悪そうだ」ということを知っている人も多いかもしれない。しかし、具体的にどのような影響があるのかわからない人も多いと思う。そこで、ブルーライトカットメガネ「JINS PC」を販売するジェイアイエヌの方に話をうかがった。
今回、ご協力いただいたのはブルーライトカットメガネ「JINS PC」でお馴染みのジェイアイエヌ R&D室マネジャーの井上一鷹さんと、広報担当の渡辺里実さん。
目に届く最も強いエネルギーを持つ光がブルーライト
――そもそもブルーライトとはどのような光なのですか?
井上:人の目が捉えられる光の波長は、400nmから780nmでこれを可視光と呼びます。わかりやすく言えば虹の青から赤までですね。青の先っていうのは紫になって、目には見えない、いわゆる紫外線になります。紫外線っていうと、肌によくないイメージがありますが、あれは光のエネルギーが強いからなんです。可視光線中、波長が380nmから495nmの光をブルーライトと呼びます。つまり目に届く光のなかで最も波長が強い、エネルギーが強い光なんですね。
――紫外線に近い光ということですね。
井上:そういうことになりますね。ブルーライトは太陽光のなかにも含まれていますから、太古より存在はしているのですが、近年青色LEDの開発で美しい液晶ディスプレイが増えてきて、より人類がブルーライトを浴びやすい状況が外的にできているんです。