【ハウツー】

VoLTEで何ができるようになるのか - 音声通話の利用ネットワークの違いから特徴に迫る

1 従来は回線交換方式

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携帯大手3社が提供する高音質な音声通話サービスの「VoLTE」。このVoLTEは何が従来と違うのだろうか。VoLTEと従来の音声通話の利用回線・ネットワークの違いといった視点からVoLTEの特徴に迫ってみよう。

VoLTEの特徴

VoLTEは「Voice over LTE」の略で、LTE通信上で音声通話を実現するための仕組みだ。携帯各社は、ネットワークをLTEに変更することで通信速度などデータ通信のネットワーク強化を図ってきたが、VoLTEによって音声サービスも強化できるようになる。

NTTドコモが2014年5月にVoLTEサービス開始をアナウンスした際の説明スライド。VoLTEの特徴として高音質通話、素早い発着信、高速マルチアクセス(音声とパケットを同時に利用)、ビデオコールをアピール

こちらはKDDI。高速マルチアクセスが「コンカレント通信」と表現されているが、ドコモと言っていることに違いはない。ドコモのビデオコールに対して、「シンクロ体験」をアピールしている

もともと、LTE上ではデータ通信しか行えなかった。携帯の音声サービスは普通、回線交換方式を用いるため、IPネットワークで構築されたLTEネットワーク上では利用できない、というのが規格上の制限だったからだ。

そこで、「CSフォールバック」と呼ばれる方法で、音声通話時のみ一時的に3G網の回線交換方式に切り替えることで音声通話を実現していた。

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インデックス

目次
(1) 従来は回線交換方式
(2) SkypeやLINE電話とどう違うのか
(3) 音声とデータ通信が同時利用可能に
(4) ドコモ、ソフトバンクはすでにシンクできるが……
(5) VoLTE普及のカギは?
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