このほど日本では、"プチぜいたく"や"高級志向"がブームになっているが、日本人が選ぶハワイ土産に関しても、素材や味、パッケージにこだわった専門店のものが好まれている。ハワイ土産の代名詞「マカダミアナッツチョコレート(マカチョコ)」もしかり。とは言え、限られた旅行時間でお土産を選ぶなら、コンビニやスーパーなどで手軽に買えるものがあるとうれしいところ。そこで今回、コンビニなどでも買える"絶対外さないマカチョコ"を紹介しよう。

ハワイ土産の定番と言えば"マカチョコ"こと「マカダミアナッツチョコレート」だ

迷ったら神様「ティキ」

マカチョコは種類も値段もさまざま。基本的にマカダミアナッツの大きさ(ホール、割れもの、クラッシュ)とチョコレートのグレードでランク分けされており、値段の相場は15~16個入りの大箱が7ドルから。クラッシュされたマカダミアナッツ入りなら1箱3ドル以下という激安もあるが、チョコレートの甘さが強すぎて味もそれなり。見た目もチープなのでご注意を。

どれを選んで良いのか迷った時には、パッケージに木彫りの神様「ティキ」が描かれた「ハワイアン・ホースト」を選べばハズレはない。マカチョコを初めて作った老舗メーカーで、甘過ぎず食べ応えも十分。オフィスで配るには抜群のコストパフォーマンスだ。

ハワイアン・ホーストには、ばらまき土産に便利な小袋もある(約2ドル)

選び方で差をつけろ!

ハワイアン・ホーストの中でもプレミアムチョコレートを使用した「マカダミアナッツチョコレート ハニーコーテッド」(大箱約9ドル)は、他とは差をつけたいという人にオススメ。ホールナッツをハワイ産蜂蜜でコーティングし、ミルクチョコで包んだもので、味はもちろん、パリパリとした歯ざわりも楽しい。また、シュガーフリーのマカチョコ(1袋約7ドル)もあるなど、同社ならではの味が楽しめるのもいい。

マカチョコとは異なるが、クラッシュしたナッツとキャラメルをミルクチョコで包んだ「マウイ・キャラマックス」は、甘党の女性にウケが良く、コーヒーによく合う。1箱5ドル以下というリーズナブルさも魅力で、お土産はとにかく安く済ませたいという人に最適だ。

ゴールドの箱でちょっとリッチな「マカダミアナッツチョコレート ハニーコーテッド」

個別包装のシュガーフリーマカチョコ

ハワイ限定の「キスチョコ」もある

ビジュアルで選ぶなら、マカダミアナッツメーカーの「マウナロア」と「ハーシーズ」がコラボした「キスチョコ」(約5ドル)がオススメ。ブルーの銀紙からちょこっと出た白いテープは「Aloha」の文字入り。クラッシュマカダミアナッツがちりばめられたチョコレートもイケる味だ。「ハワイ限定」であることを自慢しながら配ろう。

「Aloha」のメッセージがキュートなハワイ限定キスチョコ

日本の輸入食品店等では、ハワイの3倍もの価格で販売されているマカチョコ。大・中・小の箱入り、ばらまき用の個別包装など選択の幅が広く、軽量であることも魅力だ。ぜひ、お土産選びの参考にしていただきたい。

※記事中の情報・価格は2014年11月取材時のもの

筆者プロフィール: 森谷貴子(もりやたかこ)

フリーランスライター。総合情報サイト「オールアバウト」ハワイガイド。1991年にハワイを訪れて以来その魅力にとりつかれ、以降ハードリピーターに。実際に「行って・見て・感じて」の旅行者目線のレポートで、ガイドブックよりもディープな情報やいつもと違ったハワイの楽しみ方を発信中。ほか、ウェブサイト、ラジオ、雑誌等へ寄稿多数。