東京・下北沢に「焼肉 安楽亭 下北ダイナー」という焼肉店がある。焼肉チェーンの安楽亭が下北沢でのみ運営する同店では、和牛を使ったワンコインランチなど、リーズナブルで質にもこだわったメニューを提供。夜になると、ベルギービールやシングルモルトウイスキーを楽しめる少し大人な雰囲気に。また、国内産の「いわて牛」を使った上質な焼肉メニューも提供する。そんな高級感と気軽さが共存する「下北ダイナー」の魅力と味わいを紹介しよう。

「焼肉 安楽亭 下北ダイナー」

店内は落ち着いた雰囲気

下北沢駅の南口から歩いて1分ほどの場所にある「下北ダイナー」は、劇場も入居するビルの2階にある。広々とした店内は、木目調のインテリアで統一された落ち着いた雰囲気だ。

同店はランチタイム・ハッピーアワー・ディナータイムの3つの時間帯で営業している。ランチタイムでは、通常の「安楽亭」では焼肉ランチのみの販売だが、同店では肉を焼く手間なくすぐに食べられる「One Dish Lunch」も販売。「新鮮野菜の手作りビビンバ丼」(580円)や「本物まじめな牛タンシチュー」(580円)など5品をそろえる。

「新鮮野菜の手作りビビンバ丼」(580円)

「本物まじめな牛タンシチュー」(580円)

シチューはご飯にも合う

「新鮮野菜の手作りビビンバ丼」には、減農薬栽培のモヤシやコマツナ、アボカドなどをのせた野菜だけの丼。ピリ辛でゴマ油の効いたタレが食欲をそそり、野菜だけでも十分な満足感を味わえるメニューだ。「本物まじめな牛タンシチュー」には肉汁を濃縮した「グラスドビアン」を使用しており、深いうま味を楽しめる。パンはもちろんご飯にも合う濃厚な味わいで、寒さで元気が出ないときにぜひ食べてみたい一品だ。

ランチタイムでは他にも、同店限定の焼肉メニュー「いわて牛カルビランチ」(1,580円)を提供。国内産黒毛和牛の「いわて牛」は同店限定の取り扱いで、赤身のうま味が特徴だという。脂のほどよくのったあっさりとした味わいはランチにぴったりだ。

「いわて牛カルビランチ」(1,580円)

夜も豊富な品ぞろえ

15時~19時のハッピアワーには、「サクっ呑みメニュー+いわて牛」(1,500円)を提供する。前菜と、いわて牛を使った「和牛皿」、「小皿ホルモン」、グラスビール2杯がついたセットメニューで、前菜は「本日のキムチ」「ナムル」「トマト」から選択。グラスビールもハイボールや焼酎、梅酒に変更できる。1人焼肉に抵抗のある人も、これなら気軽に頼めそう。

焼肉・前菜・お酒がセットになった「サクっ呑みメニュー+いわて牛」(1,500円)

本格クラフトビールをそろえる

ディナータイムではバリエーション豊かな焼肉メニューを提供。いわて牛や"手巻きベジセット"などが入った「下北沢プレミアセット」や、いわて牛を存分に味わえる「いわて牛稀少部位盛合せ」(共に4,780円)などがそろう。

アルコールドリンクも本格的なものをそろえている。「ヒューガルデン」(750円)や「レフ ブラウン」(800円)などのベルギービール、「余市10年」(980円)など日本産のウイスキーも。「丸トマトのキムチ」(450円)や「さくらのトロうまユッケ」(870円)など、焼肉だけでなく前菜や一品メニューも充実しているので、ディナータイムも幅広い使い方ができそうだ。

昼には近隣で働くショップ店員やビジネスマンがカフェ感覚でゆったりと過ごし、時間を問わず女性客も多いという同店。「焼肉店」という枠にとらわれない居心地の良い雰囲気と本格的な味わいを、ぜひとも体験してほしい。

「余市10年」(980円)などのウイスキーも

※価格は全て税別。記事中の価格・情報は11月取材時のもの