熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!

※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【情報満載ライブショー モーニングバード!】→【バード】、【ノンストップ!】→【ノン】、【情報ライブミヤネ屋】→【ミヤネ】と略表記します

12月1日(月)

■「東出昌大が女子高生をハグして大さわぎ! 杏との結婚は?」【PON!】

映画『アオハライド』のファンミーティングが行われ、東出や本田翼が女性150人とのトークやゲームに臨んだ。東出のハグを賭けたクイズ大会で勝ち残ったのは高校一年生。パーカーを着たいかにも素朴そうな女子高生は、ハグの瞬間うつむいてしまい「うれしかったです……」と感極まってしまう。そこに東出が彼女の目を見て「ありがとうございます」と優しく声をかけたのはさすがだった。

東出は杏と結婚秒読みと言われて久しいが、ここにきて年内結婚の声も上がっている。ただ、来年早々から2本の連ドラに出演するだけに、スケジュール的には厳しいか。

■「キスマイ、1億3,000万通り"自分だけのMV"が作れる」【PON!】

Kis-My-Ft2がクリスマスイブにリリースする新曲『Thank youじゃん!』のミュージックビデオを解禁。その内容がサービス精神たっぷりでユニークだった。

まず映像を自分の好きな形に編集できるのがスゴイ。1曲を9シーンに分け、メンバー7人のソロとグループ全体の映像を計8アングルから選べるため、約1億3,000万通りのパターンがカスタマイズできるのだ。

また、『妖怪ウォッチ』でノリに乗っているラッキィ池田が振り付けを担当するのも面白い。ジャニーズのエンターテインメントは本当に幅が広く、改めて感心してしまう。

12月2日(火)

■「今年最も輝いた女性に杏、米倉涼子ら"強い女"が集結!」【スッキリ】

各分野で「今年最も輝いた女性」を選ぶ『VOGUE JAPAN Women of the Year』が開催された。今年から『Women of the Year 2014』に加え、「キャリアを通して輝きを増し続け、私たちの時代を彩る女性」を称える『Women of Our Time』を設定。つまり受賞者を倍増させたようだ。

『Women of the Year 2014』は、女優の黒木華、スノーボードの竹内智香、脚本家の中園ミホ、モデルの松岡モナが受賞。『Women of Our Time』は、女優・モデルの杏、キャスターの国谷裕子、女優・モデルのTAO、音楽家の椎名林檎、写真家の蜷川実花、女優の米倉涼子が受賞した。この中で注目は、16歳にして世界のショーに出演する松岡モナ。堂々とした受け答えと178㎝の長身スケール感は日本人離れしている。

その顔ぶれは、「世界で最も影響力のあるファッション誌」と言われる『VOGUE』らしく豪華だが、今回もやっぱり「やたら気の強そうな人ばかり」という印象だった。

■「今年の流行語大賞を発表! 昨年の4語は覚えてる?」【スッキリ】

『2014ユーキャン新語・流行語大賞』が発表され、大賞に「集団的自衛権」と「ダメよ~ダメダメ」が選ばれた。トップ10には「ありのままで」「カープ女子」「壁ドン」「危険ドラッグ」「ごきげんよう」「マタハラ」「妖怪ウォッチ」「レジェンド」。順当と言えばそうなのだが、「今でしょ」「お・も・て・な・し」「じぇじぇじぇ」「倍返し」の強烈ワードがそろった昨年のスゴさが際立つ結果となった。

番組はよせばいいのに女子中高生の流行語を調査。かまって欲しいときに使う「かまちょ」、既読スルーの「KS」、数秒での「秒で」、おいしいの「OC」などを紹介。ちなみに、「レリゴー」は、「どこか行こうってときに使う」らしい。ネットやアプリの発達で、とにかく拡散が早い。

12月3日(水)

■「今井雅之が『余命3日』の大病から奇跡の生還!」【ノンストップ】

今井がブログで衝撃の事実を明かした。2カ月前ごろ、3回病院に行ったが「腸のカゼ」と診断されただけで納得できず、別の病院でCT検査受けると「手術ができない」ほどの異常が発覚。「余命3日」と宣告されたという。

「ショックというより他人事のよう」に感じながらも、先月11日に横浜の専門病院で「イチかバチか」の緊急手術を受け、見事成功。現在は通院しながら少しずつ仕事を再開しているという。

これを見た共演歴の多い陣内智則は、「ビックリしました。でも芸能界最強の生命力だと思うので」とエール。確かに、タフなイメージと「余命3日」のギャップは衝撃的だが、無事に仕事復帰できたのは何よりだ。

■「アスリートカレンダー売上トップ3。1位はまさかのアノ人」【スッキリ】

今年はスポーツ選手の活躍が目立ったが、その影響が来年のカレンダー売上部数に影響しているという。売上ランキング3位はフィギュアスケートの羽生結弦選手、2位はサッカー日本代表の内田篤人選手、1位は錦織圭選手……と思いきや、解説で出まくっていた松岡修造だった。

『まいにち、修造!』という名前の日めくりカレンダーで、「考えろ! 考えるな!」「崖っぷち、だーい好き」「苦しい時ほど笑ってごらん」などのメッセージが書かれている。 驚くのは、1万部で大ヒットと言われる中、すでに12万部発行されていること。松岡本人も「たっ、た、、、大変だ、、、妖怪のせいなのか、、、日めくりカレンダーがとんでもないことになっている! 僕のカレンダーを手にしたいということ、、、とんでもない日本になったということなのか? なんと予約待ちの方もいると聞きました。申し訳ございません。本気で謝ります。ごめ~~~ん ごめ~~~ん 一旦ごめ~~~ん! 本当にご迷惑をおかけし、すみません」とビックリ。錦織選手の活躍と同時にバカ売れしだしたというのが面白い。

12月4日(木)

■「杏が2人きりでやらかすクセとクリスマスの予定」【PON】

出演CMのPRイベントに現れた杏。商品にちなんでお酒の飲み方を聞かれると、「その日その日で家にあるもの(で作ったり)とか、(現場の)弁当を家に持って帰って、キレイなお皿に持って温め直したりとか」とフランクに話す。料理好きで知られているが、このあたりの飾らなさも人気の理由か。

そんな杏のクセは、「すぐ寝てしまう」こと。「誰かと話していても寝るし、2人きりでいてもすぐ寝るので、写真を撮られて『寝てたよ』と言われる」らしい。それは交際が噂される東出昌大のことなのか……と勘ぐりたくなる。

そして気になるクリスマスの予定を聞かれると、「仕事」とピシャリ。「連ドラ(撮影)に入ったら人権ないですから。全てを捧げる!」と言い切った。年明けスタートのドラマ主演が控えているのは確かなのだが、東出との交際をツッコませない話術もさすがだった。

■「ドラマ絶好調の米倉涼子が37歳で初めてしたこと」【ノンストップ】

「今年最も美しく輝いていた人」を表彰する『ベストビューティストアワード』が開かれ、番組は女優部門で受賞した米倉を直撃。来年40歳になる米倉に美を保つ秘けつを聞いた。

「化粧を濃くするとシワが目立っちゃうから、逆に引き算が大事」と話すと、タレント部門で受賞したベッキーに向かって「絶対にそうなるから!」と力説する米倉。モデル部門のヨンアから「すっぴんが本当にキレイ」とホメられていたが、「37歳になって初めてボディークリームや化粧水を使った」というから驚いてしまう。

ただ、米倉はそのことを後悔しているようで、「もっとお姉さんたちの言っていることを気にしておけばよかったと思います」「『もっと保湿を』とか思うようになったし、面倒くさくなってきているなと。やること増えるし、忙しい」と弱音を連発。ドラマ『ドクターX』が絶好調で、「キスシーンはやらない」と宣言して独自の女優業を突き進んでいるだけに、ギャップが感じられた。

12月5日(金)

■「安藤美姫、娘の父親は『複雑』、新恋人は『絶対』」【スッキリ】

安藤が子育てのトレンドを表彰する『ペアレンティングアワード』の授賞式に出席。ハビエル・フェルナンデス選手との交際公表後、初の場となるだけに報道陣が殺到した。

発言に注目が集まる中、まずは「スケーターとしても母親としても、もうちょっと自信を持って生活していけると感じることができました」と無難にコメント。しかし、囲み取材で記者から娘の父親について聞かれると、「複雑なのでアレですけど、『いるんですけどいない』みたいな」と明るく笑い飛ばした。しかし、「本当の父親のことは、娘の人生でもあると思うので、公表する必要はないと思っています」と予防線を張るのも忘れない。

質問がハビエル選手との関係に及ぶと、「母親としての愛情と父親の面も与えながら、やはりそばにいてくれる人がいた方が絶対に、絶対にいいなというのはすごく感じます」「婚約とかは何もしていないですけど、将来的にうまくいけばそういう結果になれたらいいねというお話ができるつき合いをしています。すごく娘のことを思ってくれるので」とノロけまくった。

全く悪びれていないのがこの人らしいが、「五輪後に結婚」と言われていた元恋人の南里氏サイドが激怒しているという報道も。ネット上ではバッシングの嵐だが、メディア側にしてみれば、安藤ほどオイシイ存在を放っておく手はない。

■「綾瀬はるかが壁ドンを否定。恋にはド天然」【PON!】

新CMの発表会に現れた綾瀬は、「今年ドキッとしたこと」を聞かれて「壁ドン」と即答。「本当はそんなにドキッとしていないんですけどね。今やっているドラマでされましたが、急に『バン』ってくるから怖い。違うドキッとです。『何するの?』って」と苦笑い。

イベント後、リポーターのあべこうじから「自分から好きだって言うタイプ?」と聞かれると「言えないですよ。そんなこと」とキッパリ。ただ、ここから綾瀬節が炸裂する。好きになったときは、「好きかどうか考え直します」。それでも好きだと思ったら「周りの友達に『私、好きなのかな?』って再確認します」「3カ月後も好きか考えます」。ここまで来ると、慎重というより天然だ。

さらに、男性から好きと言われたら「その方がアレ(いい)ですね。"間違って"つき合っちゃうかも」と珍コメント。来年30歳を迎える綾瀬はこの日も「恋人はいない」と断言していたが、将来どんな夫を選ぶのか、全く想像ができない……。


12月に入り、さまざまな授賞式が開催されている中、恒例の『好きな女性アナウンサーランキング』が発表された。1位は昨年に続いて日本テレビの水卜麻美アナで、「全世代・男女別の完全制覇」という圧勝。生放送の『ヒルナンデス!』で祝福されると、「こんなんですみません……私、もっと頑張りますのでよろしくお願いします」と謝ってしまうその人柄は、女性アナだけでなく、全タレントのお手本にさえ見える。熱愛報道さえ味方にしてしまうだけに、よほどのスキャンダルがない限り安泰だろう。

2位はフジテレビの加藤綾子アナ、3位はNHKの有働由美子アナ、4位はテレビ東京の大江麻理子アナ、5位はフジテレビの生野陽子アナ、6位はテレビ東京の狩野恵里アナ、7位はテレビ朝日の竹内由恵アナ、8位はNHKの井上あさひアナとTBSの枡田絵理奈アナ、10位はフリーの夏目三久アナとフジテレビの山崎夕貴アナ。

こうして見るとやはり、笑顔のイメージが強いアナが並んでいる。情報バラエティ番組での活躍が人気のポイントとなるだけに、フリーのアナは厳しいのかもしれない。

■木村隆志
コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。