同じApple IDでヒモ付けられたiOSデバイス/Macの間でWEBページを共有する「iCloudタブ」。iPhoneだけでなくiPadやMacも利用しているユーザにとって、もはや定番ともいえる機能だ。MacのSafariで閲覧していた記事の続きをiPhoneで読みたい、外出中にiPhoneで見つけたWEBサイトを帰宅後にMacでじっくり読みたい、といった使い方にはもってこいといえる。

iPhoneでiCloudタブを表示するには、Safariの画面右下にあるボタンをタップすればOK。これだけで、iPadやMacのSafariで開いているタブがリストアップされる。タップすれば手もとのSafariで新規タブとして表示されるので、続きを読むことができるというわけだ。

そのiCloudタブだが、手もとのSafariで開くだけではない。リストアップされたタブに不要なものがあれば、その場で閉じることができるのだ。続きを読み終えたことを確認する意味あいで利用するだけでなく、開きすぎてしまったタブの整理にも役立つはずだ。

操作はかんたん、閉じたいタブの右端を左方向へフリックし、現れた「削除」ボタンをタップするだけ。iCloudを通じた同期作業が行われるため、リストから消えるまでに数十秒ほどかかるものの、一種の遠隔操作機能として活用できることだろう。

操作手順をカンタン解説

1 Safariの画面右下にあるボタンをタップし、iCloudタブのリストを表示する

2 消したいタブの右端を左方向へフリックする

3 「削除」ボタンが現れるので、これをタップする。しばらく待つとiCloudとの同期が完了し、表示元(この画面では「MBAir」)のSafariで表示しているタブが閉じられる

(提供:iPad iPhone Wire)