ワイモバイル、ウィルコム沖縄は、Android 5.0(Lollipop)を搭載したスマートフォン「Nexus 6」(モトローラ・モビリティ製)を12月上旬以降に発売する。端末価格は32GBモデルが6万9,600円(税抜き)、64GBモデルが7万9,200円。本稿では、写真とともにNexus 6のポイントについて見ていく。

ワイモバイルは6インチのAndroidスマートフォン「Nexus 6」を12月上旬以降に発売する

「Nexus 6」は、6インチ有機ELディスプレイ(2,560×1,440ピクセル)搭載のAndroidスマートフォン。OSには最新の「Android 5.0(Lolipop)」を搭載する。

背面には、緩やかな傾斜で丸みがついている。独特のフォルムが手によくなじむ。モトローラの「M」のロゴ部分は、何かのボタンになっているわけではない

前面には約200万画素のCMOSカメラを搭載。ディスプレイの上面と下面にデュアルスピーカーを配置している。背面には、光学式手ぶれ補正機能と自動HDR+を搭載した1,300万画素のカメラを搭載。4K動画撮影にも対応する。ディスプレイ上面と下面にはデュアルスピーカーが搭載されている。

ディスプレイの上面と下面にデュアルスピーカーを配置。スピーカーは突起している

背面には13メガピクセルのカメラを搭載。F2.0の明るいレンズを採用、4K動画の撮影にも対応している。デュアルLEDリングフラッシュも搭載(写真右)

サイズ/重量は、約83(W)×159(H)×10mm(D)/ 約184g。カラーバリエーションはダークブルーとクラウドホワイトの2色で展開する。前機種である「Nexus 5」(LG製)と大きさを比較すると、厚さやディスプレイサイズが全く違うため、後継機種というよりも、別の端末といった印象を受けた。

「Nexus 5」と大きさを比較。Nexus 6の方が一回り以上大きい

ディスプレイの視野角は広い

展示機には、ワイモバイル独自のアプリが見当たらず、プリインストールされているアプリが少なかった。Nexus 5もプリインストールアプリが少なかったが、Nexus 6も前機種の仕様を踏襲しているようだ。

プリインストールされるアプリが少ないので、アプリ一覧画面も2面で済んでしまう

バッテリー容量は3,220mAhの大容量で、15分の充電で最長6時間の使用が可能になるモトローラ独自の急速充電機能「Turbo Charger」にも対応する。

主な仕様は、次の通り。OSはAndroid 5.0。CPUはQualcomm Snapdragon 805 APQ8084(クアッドコア、2.7GHz)を採用、内蔵メモリは3GB、ストレージは32GB/ 64GBとなっている。通信面では、FDD-LTE(900MHz/1.7GHz/2.1GHz)、W-CDMA(900MHz/2.1GHz)、AXGP(2.5GHz)をサポート。そのほかBluetooth 4.1、IEEE 802.11 b/g/n/a/acに準拠したWi-Fiに対応する。

ラバーケース、フリップケースなどの専用ケースも用意されている

(記事提供: AndroWire編集部)