iPad Air 2はiPad Airに比べて目立った進化が少ないという指摘もあるが、実際どうなのか。ベンチマークテストを実施し、約2週間使い込んでから得た感想をここでレポートしたい。

iPadの販売でいいたい一言

iPad Air 2の発売ではiPhone 6のときのような争奪戦は見られず、直営店や量販店前の行列もほとんどなかったようだ。まったく話題にならないのも寂しいが、あまり熱狂的だと買うのも一苦労なので、これくらい落ち着いて買える方が助かるのは事実だ。筆者も予約はしなかったが、近くのソフトバンクショップで無事iPad Airから機種変更できた。

筆者は昨年iPad Airを購入するにあたり、iPhoneにひも付けて「スマホまとめて割」を使い、「(iPad 専用)ゼロから定額プラン for 4G LTE」を選んでいた。こうすることでデータ通信を使わない月は基本料金が0円に抑えられていたのだが、今回機種変更するにあたり、「ゼロから定額」が選べなくなったと言われてしまった。

仕方なく「ベーシックデータ定額プラン(LTE)(タブレットセット割)」に切り替えたのだが、あとで調べてみたところ、「スマホまとめて割」が11月30日で新規受付を終了するとは書いてあるものの、機種変更できないとは書いていないし、筆者の契約条件でなぜ変更できないのかがハッキリしない。iPhoneやiPadの料金体系は激しい競争に晒されていることもあり、コロコロ変わるのは理解しているが、なんとも釈然としないものが残ってしまった。

キャリアから2年縛りで購入するのは、初期投資の少なさが魅力なのだが、次はiPhoneごとauにMNPして発表されたばかりの「LTEデータプリペイド」プランを使うか、SIMフリー端末とMVNOのデータSIMに切り替えることも検討しようと思う。

ついでに初代iPadを1台下取りに出してみた。下取りは後日届く返却キットにiPad本体を入れて送付する方式