熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!

※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【情報満載ライブショー モーニングバード!】→【バード】、【ノンストップ!】→【ノン】、【情報ライブミヤネ屋】→【ミヤネ】と略表記します

10月27日(月)

■「北野武監督、日本映画界をバッサリ! 番組は自主規制」【スッキリ】

『東京国際映画祭』で行われたトークイベントに「世界のキタノ」が登場。若手映画監督8人へ1時間にわたって熱のこもったエールを送った。「みんなまじめすぎるよね。映画に対してもっとふまじめにやらないと。何も映画に人生かける必要ないんだから」「映画ばかりだと、頭が固くなって他のものに目がいかないのはよくない。エンターテインメント全体を見渡して、映画がどの位置にいるかを見て、何がいいことか欠点かを見た方がいい」と力説。

ここで往年の毒舌スイッチが入る。「オレはアニメなんか大っ嫌いだけど。宮崎駿なんか本当に嫌いだけど、あんなインチキくさいのはいないなと思っているけど、認めていますよ。あれだけのお金を稼ぐ、すごいアニメだなと認めています。好き嫌いはあるからね。自分がいいというものはやるべきだけど、嫌いと思うものも認める余裕のある頭は必要かな」と巨匠を引き合いに出して言いたい放題。

さらに、「日本映画の最低なのは、映画製作会社が劇場と関連していること。だからみなさんは客が入らなくてもちゃんとした映画を撮ってほしい。会社に言われてこうやればというのはどうだっていい。大手の映画会社に巻き込まれないようにしてもらいたい」と続ける。

しかし、番組は続く「『日本アカデミー賞最優秀賞』は松竹、東宝、東映、たまに日活の持ち回り。(選考する)アカデミー賞の会員なんてどこにいるんだ。汚いことばっかやってる!」という批判コメントは放送しなかった。『日本アカデミー賞』は毎年日本テレビが放送しているだけに、さすがにカットしたのか。

■「復帰の矢口に大物MCからコメントが続々。不倫の先輩も」【ミヤネ】

先週の矢口真里復帰を受けて、さまざまなところから声が上がっている。まず、かつての盟友・安倍なつみは、「メールずっとやりとりしています。『死ぬほど緊張したよ』と連絡がきました」と笑顔でエールを送った。

次に、芸能界のご意見番・美川憲一は、「キャラクター的に、格好つけないでストレートにそれを売りにした方がいいと思う。『ここまで言っちゃっていいの?』ってくらいガラッと変わった方が面白い。自分からオープンになっちゃった方がいいと思うよ」と愛のあるコメント。

最後に登場したのは、不倫スキャンダルの先輩・山路徹。「正直に言わせていただけば、もっと早く出てくればよかったと思って。僕は謹慎なんかほとんどなかったもん。出ていかなければ生きる道がなくなっちゃうと思って出て行ったんだよ。その後ずっと走り続けたら今の状態になって……。彼女は今、新しい恋人と暮らしているでしょ。一番幸せな時期だと思いますよ」と冗舌に語った。

その他、坂上忍が「長期休む必要はなかった。法を犯しているわけじゃない」、テリー伊藤が「(新恋人と)一緒にいるのは面白い。指輪も突っ込まれるのを覚悟でしていた」、松本人志が「正統派レスラーでやってきたのに、悪役だと分かってしまったんだから竹刀振り回して出てきて欲しい」、岡村隆史は「元気そうで良かった。鉢合わせどうこう、あんなこと言わなくていいです」と自らの番組で司会者たちがコメント。次の番組出演はどんな形になるのか。近年ワイドショーを賑わせた河本準一、中島知子らはいまだ本格復帰とは言えない状況が続いているだけに、矢口の今後に注目が集まりそうだ。

10月28日(火)

■「略奪愛の一青窈と小林武史が破局!」【ミヤネ】

不倫略奪愛が報じられたのは7年前。小林はMy Little Loverのakkoと夫婦であり、2児の父親だった。そのわずか1年後に小林は離婚。一青と一緒に住みはじめたため、「不倫略奪愛」と言われた。さらに2010年、一青がリリースしたアルバムは全て小林が作曲し、パーティーでも隣同士に座るなど公然の仲に。

しかし、ここにきて破局報道が持ち上がった。2人はすでに別れ、一青は都内に立てた一軒家に引っ越して1人で暮らしているという。所属事務所も、「現在、小林さんと交際はしておりません」とアッサリ認めた。「結婚を望む一青と、再婚に消極的な小林の間に溝が生まれた」という声もあるが、真相はどうなのか。一青が不倫ドラマ『昼顔』の主題歌を色気たっぷりに歌っていたのがどこか意味深だ。

■「加護亜依、21歳年上夫の逮捕で芸能界引退か!?」【ミヤネ】

矢口真里が復帰する一方、加護は引退のピンチに追い込まれた。夫が違法な金利で金を貸したとして出資法違反で逮捕されたのだ。しかも「暴力団と共謀していた」というからタチが悪い。そもそもこの夫は2011年にも恐喝未遂で逮捕され、ショックを受けた加護が自殺未遂を起こした前歴がある。

加護はすぐさまブログで謝罪し、イベントの中止も詫びた。驚いたのは、「私には内容や詳細は判りませんが、先程、真実をハッキリさせて来るという事で、出頭致しました」と生々しくコメントしたこと。さらに、「引退も選択肢の1つとして含め考えております」と芸能界引退も視野に入れているという。ここ数年、メディアは暴力団に厳しくなっただけに当然なのかもしれない。

もう1つ驚いたのは、夫が「21歳年上の47歳で、住所職業不定」と報道されていたこと。加護は2度の喫煙騒動からスキャンダルだらけの芸能生活だが、子どものためにこれからどんな道を選んでいくのか。

10月29日(水)

■「磯野貴理子、脳梗塞で緊急入院! 再婚してよかった」【ミヤネ】

今月23日夕方、自宅で不調を訴えた磯野は、夫のバー経営者・高橋東吾氏に付き添われ、救急車で搬送。診断の結果は脳梗塞だった。

磯野は「異変に気付いて病院に運んでくれた夫に命を拾ってもらいました。ご心配をおかけした皆さまのためにも絶対治して元気な姿で戻ってきます!」と力強いコメント。運ばれた日は休日だっただけに「1人で倒れていたら……」と思うと、つくづく「24歳年下の夫と再婚して良かった」と感じているのではないか。後遺症の有無については明かされていないが、復帰の時期は未定。しばらく休養するというからまだまだ心配だ。

磯野と同じ50歳の宮根誠司は、「同級生が脳梗塞になったのはショック」とどこか元気がなかった。

■「初ヌードの安達祐実が『家なき子』の苦悩を明かす」【ノンストップ】

20年ぶりとなる主演映画『花宵道中』でヌードに初挑戦した安達。チャレンジのきっかけは芸能生活30周年で、「守りに入るよりも攻めていきたいと思いました。この世界でやっていきたいので」と話す表情は迷いのかけらもない。「(ヌードに)否定的な意見も、今の私だったら受け止められる強さを持っていると思う。待っていたものと結果が違うこともたくさん経験してきて、準備が今できたって感じです」と満を持してのことらしい。

3歳から子役で活躍していた安達の代表作はご存知、『家なき子』。12歳だった安達は、イメージに悩まされていたという。「どこに行っても言われましたし、天才と言われてプレッシャーを感じたことはありました。『天才じゃなかった』と言われる前に自分からやめた方がいいんじゃないかって」と当時の苦悩を明かす。ただ、「着実に一歩一歩仕事を続けていけば、視界が開けていくんじゃないかと思ってやってきました」と骨太な一面を見せる。小学校2年生の娘にとって、何とも頼もしい母親ではないか。

10月30日(木)

■「坂上忍と噂の彼女が破局危機。誕生日を忘れる凡ミス」【ノンストップ】

今年2月に15歳年下女性との交際を報じられた坂上。これまでデートを繰り返し、自宅にも招いていることを明かしていたが、雲行きがあやしくなっているという。

「『たまには食事に行かないとダメだ』と思って約束をしたんだけど、台風の日で中止になりました。それが1カ月ぶりくらいの約束だったんですけど、それ以降も会えていないですね」と話す表情はやや寂し気。以前は毎週会っていたというから、疎遠になっているのは間違いないだろう。

さらにピンチなのは、彼女の誕生日を忘れていたこと。坂上に『そろそろじゃない?』と聞かれた彼女から『もう終わったよ』と返され、お詫びに20万円のコートをプレゼントしたらしい。「分からないですよ。僕がフラれることもあるし、僕の方からってこともなきにしもあらずですし」と話していたが、それって自然消滅のことか。

■「ふなっしーが一年を振り返る。悩みは『引田天功になりそう』」【とくダネ】

テレビやイベントに連日ひっぱりダコのふなっしーが、この日は「動く年賀状」のPRイベントに出演。確かに今、“動くタレント”と言えば、文句なしでハマリ役だ。

すっかり1年を振り返りはじめる時期になったが、それにしても今年は大活躍だった。ふなっしーはこの一年を「今年うれしかったのは海外に行けたことなっしな。一番パリで刺激的なっしなー」とハイテンションで話す。続いて記者から大変だったことを聞かれると、「テレビ局の方がだんだん欲求をエスカレートしてきたなっし。海で投げられたり、飛行機で飛ばされたり、やってることが引田天功さんと変わらなくなってきたなっしー」と笑わせた。

さらに、「いろいろメーカーさんの担当者さんにお世話になったなっし」とお礼を言うと、フジテレビのアナウンサーがすかさず「(ウチの)亀山社長は?」と尋ねる。ふなっしーは、「全然お世話になってなっしな」と一刀両断。ただ、「……でもいろいろな番組に出させてもらってありがとなっしな」と毒舌のあとにフォローを欠かせないのはさすが。

その他にも、「偽ふなっしー騒動」や「56番目の弟・ふなごろーが登場」など、常に話題の中心にいたのは間違いない。この日は明言を避けたが、今年の紅白歌合戦にも出場するだろう。

10月31日(金)

■「中森明菜のベストが25万枚の大ヒット! いまだ姿を見せず」【PON!】

8月に発売されたベストアルバムが25万枚の大ヒット。2010年から活動中止中であり、本人がPRしていないことを踏まえると異例中の異例だ。さらに限定版が12月に発売され、そこには未収録バージョンも含められるという。いまだ未収録の映像があるというのは、「いかに規格外の大歌手だったか」ということだろう。

明菜は9月に行われたヒット記念のトーク&フィルムコンサートにも姿を現さず、いまだその姿は写真すらお目にかかれない。これほどの好機に現れないのは、体調が優れないからか、見た目の仕上がりを気にしているのか……。それなら竹内まりやのようなリリース中心のアーティストになればいいような気もする。

今週末発売の『フライデー』が、ベッキーとウーマンラッシュアワー・村本大輔との熱愛を報じた。ベッキーが村本に17万円もの高級カバンをプレゼントする姿が掲載されたのだ。ベッキーは村本の「ファン」と公言しているだけに熱愛報道となったのだろうが、彼女はプレゼントを贈るのが好きな人柄でも知られる。真相は分からないが、「最も好感度が高い、最も好感度が低い」超異色カップルの誕生なら話題性抜群だ。

ただ、ベッキーは先日、オードリー・若林正恭との熱愛報道があったばかり。芸人と公私ともに仲よくしていることだけは間違いない。

■木村隆志
コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。