【レポート】

獣医に教わった「猫が長生きする良い家」を実際に作ってみた

 

獣医師の山本先生が「猫に長生きしてもらうには?」という記事で、「猫にとって豊かな家を作ることが大切」とおっしゃっていました。そちらの記事を読み、早速我が家でも実践してみることに。その様子をレポートします。

おおざっぱに言うと、猫にとっての豊かな家とは、次の5つのポイントを満たしているものでした。

(1)上下運動ができるようにする
(2)隠れ家を作る
(3)外の空気を吸わせる
(4)清潔なトイレを用意する
(5)猫について知る

その1 上下運動ができるようにする

「猫は高いところが好きです。ジャングルに住むネコ科動物は木に登り待ち伏せして狩りをしますし、木の上の方が安全なので落ち着くようです。高いところにもリラックスできるスペースを作ってあげましょう」(山本先生)

ということで、我が家ではキャットタワーを使用しています。こちらの画像は、猫用の爪とぎタワー。

猫が上に乗って上下運動をすることもできます。

キャットタワーはこちら。よく上のスペースでくつろいでいます。

また、猫にとって上下運動は非常に重要であると考えたので、今年引っ越してきたこちらの新居は、メゾネットタイプで、室内に螺旋階段があるものを選びました。

猫達はすごく喜んでくれて、よくこの階段をのぼりおりしています。

隠れ家を作る

「家に知らない人がきたり、掃除機を使っているときなど、嫌な事があった時に隠れるスペースを作ってあげましょう。このスペースは出来るだけ静かで、人通りが少なく、完全に猫の体が隠れるように布などで覆われていると良いです」(山本先生)

我が家では、家具を使って猫が隠れられる小さくて安全なスペースをいくつか作っていますが、猫本人たちが喜ぶのは、中に入れるタイプの猫用ベッドでした。

こちらは繭のような形をした猫用フェルトキャットハウス。

中で眠った猫をそのまま抱きかかえることもできます。

真冬は、保温性も高いこちらの猫ハウスが人気です。

お値段もお手頃だったので、一家に一つあると便利かもしれませんね。

外の空気を吸わせる

「室内飼いのすすめと矛盾しているようですが、飼い主が見ている範囲で、脱走しないようかなり細心の注意を払いながら、外に出すということです。猫に外の空気を吸わせることは精神的に良い刺激になります。

もちろん、頑丈で猫が逃げない囲いがあることが条件です。あまり庭にスペースを割けない日本の都心部では現実的に難しいかもしれません。他にも猫用ハーネスをつけて散歩することで外の空気を吸わせても良いです」(山本先生)

マンション住まいの我が家では、上記の条件を満たすのが難しく、脱走の危険性がかなり高いので、窓辺で猫を抱っこしてあげてます。

また、風を楽しめるよう、なるべく在宅中は網戸を使って空気の入れ替えを。この時、猫が網戸をあけないよう、頑丈なガムテープで網戸を固定してあります。ガムテープは窓を開けるたびに毎回交換が必要です。粘着力が弱くなり、猫が網戸をあけてしまうためです。

そもそも外に足場もなく、人間も外に出ない窓の場合は、後で手でぺりっとはがせる木工用ボンドで固定をしています。これがまた便利! 猫も外を眺めたり鳥を見つめたりと、とても喜んでくれました。

ただ、ガムテープを使ったり木工用ボンドで固定したとしても、どうしても脱走の危険性はゼロにはなりません。人間がきちんと見ている範囲で窓を開ける必要があると言えるでしょう。本当に危ないので、十分ご注意を。

清潔なトイレ

「キレイ好きな猫は、トイレが汚いと大きなストレスをうけます。静かな人通りの少ない場所に設置して、常に綺麗にしてあげましょう。(中略)トイレのサイズは猫の全長の1.5倍、数は猫の数プラス1個が望ましいとされています」(山本先生)

我が家には2匹の猫がいるので、本来ならば3個あれば良いのですが、トイレは5個設置してあります。うちの子は両方とも男の子で、泌尿器系の病気になる危険性がメスよりは高いので、トイレには十分気を使います。猫のトイレの掃除は一日3回。朝、夕方、就寝前です。

また、猫トイレの丸洗い(砂の総入れ替え込み)は、週に一度。キッチンハイターやキッチン用のアルコールなどでしっかり消毒をし、最後に熱湯消毒をして天日干ししています。

トイレを丸ごと洗うと、清潔になった自分のトイレを見て猫達が喜んでくれるのが、その様子からわかります。

猫について知る

「最後のポイントは猫のパーソナリティを理解することです。人間にとって嬉しい事でも猫はいやだったりします。ベタベタされたり、じっと見つめられたり、大きな声で呼ばれたり、お風呂に沢山いれられたり、猫はあまりそういうのが好きじゃないことが多いです」(山本先生)

猫は非常に個体差のある生き物なので、我が家でもよく猫を観察するようにしています。兄猫が好きなことでも、弟猫が好きではなかったりします。

また、その日の機嫌を見極めるのも非常に重要。表情から見ることもありますが、我が家の猫は、その日の機嫌が背中に表れます。機嫌が良い日は背中が柔らかく、悪い日は硬いです。

自分の愛猫を日々深く知ることで、もっともっと、猫が喜ぶことをしてあげられるようになります。

とはいえ、猫初心者の筆者はまだまだわからないことがいっぱい。毎日少しずつ、愛猫から教わっている猫の下僕一年生です。

以上、「猫にとって豊かな家」のレポートでした。少し工夫するだけで、猫が喜び、猫が長生きしてくれる素敵な家が出来上がります。是非一度、試してみてくださいネ。

<作者プロフィール>
うだま
猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。
猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。
ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。

関連キーワード

人気記事

一覧

2016年6月29日の運勢

イチオシ記事

新着記事

【連載】1コマ漫画 猫にありがちなこと 第999回 だから、猫は、偉い。
[07:00 6/29] 趣味
オリラジ藤森、50歳院長役に挑戦 - 共演の乃木坂・齋藤飛鳥は「中田さん派」
[07:00 6/29] エンタメ
外国人は宝くじで1億円当たったら何に使う?
[07:00 6/29] マネー
【連載】1コマ漫画 ホモサピエンス取扱説明書 第698回 はよ気づいて
[07:00 6/29] 趣味
刺身のツマで命の危険『仰天ニュース』危険な食べ物を特集
[06:00 6/29] エンタメ