【レポート】

iOS 8.1で何が変わったのか - 変更点を詳細解説

1 Apple Payの開始

 
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アップルは日本時間の10月21日、「iOS 8.1」の提供を開始した。先月発表されたiOS 8の最初のメジャーアップデートとなり、今週発売予定のiPad Air 2、iPad mini 3には標準でインストールされる。iOS 8の登場から1カ月あまりでの登場となるが、大きな機能追加も行われている。これらの改良点を中心に、詳しく見ていこう。

ワンタッチ決済「Apple Pay」がいよいよスタート

iOS 8.1の目玉であり、同社が今最も力を入れているもののひとつが、決済サービス「Apple Pay」だ。NFCを搭載したiPhone 6とiPhone 6 Plus、それに今週発売予定のiPad Air 2、iPad mini 3の4機種(さらに来年発売予定のApple Watchも含まれる)で利用できるこのサービスは、大きく分けて2つの機能がある。

1つは、NFCを搭載した機種でしか利用できない、ワンタッチ決済だ。クレジットカードの情報をiPhone側に記録しておき、NFCリーダーにタッチすることで決済を完了する。ワンタッチで決済できる素早さもさることながら、クレジットカード番号や署名を店員に見られる心配もなくなる。

カード情報はOSやアプリからアクセスできない部分に保存され、本人認証はTouch IDによる指紋認証を使うなど、プライバシー・セキュリティ両面への手厚い対策も施されている。日本ではFeliCaによるタッチ決済が10年以上前から普及しているため、さほどインパクトはないが、タッチ決済が普及していない米国ではかなり注目を集めており、500以上のパートナーが参加している。

iPhone 6とiPhone 6 Plus、Apple Watchで利用可能になるNFC版のApple Pay。クレジットカード情報はPassbookを使って登録する

もうひとつが、アプリ内でのオンライン決済だ。これはNFCが使えないiPad Air 2/mini 3でも利用できるもので、Apple Pay対応のアプリには、支払いの際にApple Payのボタンが表示される。このボタンをタップしてからTouch IDで指紋認証を行えばいいわけだ。すでにアプリ内決済にもTouch IDは使えるわけだが、Touch IDが有効になるのはApp Storeを通じて販売されているアプリやそのアドオンだけで、支払いもApple IDにひも付けられたクレジットカードだけになる。Apple Payならクレジットカードだけでなくデビットカードも利用でき、タクシー代などさまざまな分野の支払いに対応してくれる。こうした汎用性の高さがApple Payの魅力だろう。

オンライン決済ではタクシー/ハイヤー送迎のUberなどが対応済みだ

ただし、Apple Payは当面米国のみのサービスとなり、いずれの機能も日本では利用できない。導入時期のめども立っていないということなので、当面は指をくわえて見ているしかなさそうだ。

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インデックス

目次
(1) Apple Payの開始
(2) プラットフォームの垣根を越える「Continuity」
(3) フォトストリームが復活
(4) ようやく本来あるべきiOS 8の姿に到達

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