【レポート】

成田観光を熟知するCAたちがプライベートで行くとっておきのグルメスポット

 

成田空港から電車で約10分のところにあるJR線「成田駅」または京成線「京成成田駅」に降り立つと、下町情緒あふれるエリア「成田山新勝寺・表参道」が広がる。その周辺には150店以上の飲食・土産店などがあるというのだが、そんなにあるとどこに行けばいいのか悩んでしまう。そこで、成田空港に就航している低コスト航空会社(LCC)のCAたちに、プライベートで訪れるとっておきのお店を聞いてみた。

(左から)成田市観光キャラクター・うなりくん、バニラエアのCA・唐島久実さん、ジェットスター・ジャパンのCA・久保千咲さん、SPRING JAPANのCA・野口寧々さん、成田ソラガール・識名公代さんが成田のとっておきスポットをご案内!(「さくらの山公園」にて)

細道の先に広がる和空間

1店目はSPRING JAPAN(春秋航空日本)CAの野口寧々さんがオススメする甘味処「三芳家」。「三芳家」は表参道に面した和菓子屋なのだが、隣の店との間にある細道の先に甘味処を営業している。

店と店との間の細道の向こうが甘味処「三芳家」。隠れ家という呼び名にふさわしい空間だ

参道のにぎやかな雰囲気とは一変し、和傘や飛び石を思わせる通路など、和をコンセプトにした空間が作られている。「入り口が狭く隠れ家的な存在で、日本庭園のような雰囲気に癒やされます。夏はかき氷を、冬はおしることをと、季節を感じながらいただく一品がとてもおいしく」と野口さんは言う。

野口さんが一番好きなメニューは「クリームあんみつ」(700円)で、具沢山のあんみつの横には成田名物の「鉄砲漬」が添えられている。なお、店の一番人気は千葉名物の落花生を用いた「ピーナッツあべかわもち」(760円)らしく、特に外国人に人気だそう。頃合いを見てほうじ茶も差し出してもらえ、心身ともに心休まるひとときが過ごせる。

甘味処の向こうには竹林が広がる

お茶グッズの販売も(730円)

具がいろいろ詰まった「クリームあんみつ」(700円)

「ピーナッツあべかわもち」(760円)が外国人にも人気の一品

●infomation
三芳家
千葉県成田市仲町386-2

うなぎ屋の息子がパンで盛り上げる

2店目はバニラエアのCA・唐島久実さんが、「とにかくいろいろ盛ってあって、お得なランチ」と太鼓判を押してくれたベーカリカフェ「下田康生堂ぱん茶屋」。表には「八ツ目うなぎ・川魚・割烹料理 下田康生堂」とあるように、元々はうなぎ専門店だったのだが、フランスでパン修行を積んだ下田真吾さんの代でベーカリカフェへと代わったそうだ。とは言え、店内にはうなぎ専門店の雰囲気を感じさせてくれるものがいろいろ残されている。

うなぎ屋とパン屋の看板が並ぶ「下田康生堂ぱん茶屋」。店内にもうなぎ屋時代の名残がある

「参道にパン屋ができるのは3年ぶり。成田山新勝寺から続く坂道エリアはうなぎゾーン、そこから続くこのぱん茶屋もある平らなエリアはお土産・飲食ゾーン、駅周辺は居酒屋ゾーンなどと、町全体を盛り上げていける存在になれれば」と下田さんは話してくれた。

唐島さんが"お得なランチ"として紹介してくれたのは「おまかせランチ」(515円)。その名の通り、店主おまかせのパンが4種にミニサラダ、スープ、シュークリームがセットになったプレートで、「追加でドリンクを頼んで、シュークリームとともにいただく」というのが唐島さんの楽しみ方だと言う。

また、「下田康生堂」時代の味を引き継いだ「うなぎパン」(610円)も外せない。40gというしっかりとした存在感を放つうなぎのかば焼きを鉄砲漬と一緒に包み込んだパンで、よりマイルドな味わいになるようにホワイトソースを合わせている。パンとしてみると610円はちょっと高いのだが、うなぎのかば焼きをお土産にすると思えば、「うなぎパン」はお手軽商品と言えるかも。なお、「うなぎパン」は注文を受けて作る場合は多いので、どうしても食べたいという人は一本電話をしておくと安心だ。

パン4種にシュークリームもセットになった「おまかせランチ」(515円)

「うなぎパン」(610円)はうなぎ土産にもぴったり!

●infomation
下田康生堂ぱん茶屋
千葉県成田市上町551

たっぷり野菜をフレンチで

最後にとっておきのお店を教えてくれたのは、ジェットスター・ジャパンのCA・久保千咲さん。お寺の下に広がる下町というと日本的なお店をイメージしてしまうのだが、実は表参道周辺には和洋中様々なお店が連なっており、久保さんがオススメしてくれたお店も創作フレンチの「野菜×創作料理101」である。

予約なしでは入店できないくらいの人気らしく、「やっと今日、予約ができたんですよ!」と久保さんは話してくれた。名前の通り野菜をふんだんに用いたメニューが特長で、一番人気は季節の野菜を詰め合わせた「101風バーニャカウダーWソース」(800円)とのこと。アンチョビソースとアイオリソースの2種類でいただく一品には15種類以上の野菜が盛られており、500円からそろうワインとともに長い夜を楽しむのもいいだろう。

予約必須の創作フレンチの「野菜×創作料理101」でたっぷり野菜を(写真は「101風バーニャカウダーWソース」(800円))

お気に入りの飛行機をもっと近くで

番外編としてもうひとつ。成田市役所の女性職員7人が結成した「成田ソラガール」のひとりである識名公代さんが案内してくれたのが、園内ならどこからでも飛行機が楽しめる「さくらの山公園」である。成田空港からほど近いところにある公園のため、特に空港から一番近い広場には、望遠レンズを装着したカメラを手にした人々がベストショットを狙っている。

成田空港から近い「さくらの山公園」には、平日でも家族連れから飛行機ファンまで多くの人が訪れる

多い時に5分に1本くらいの頻度で飛行機が往来。シャッターチャンスを逃しても、また次々と狙える

多い時には5分に1本くらいの頻度で飛行機が飛び交うそうなので、自分が好きな航空会社はもちろん、お目当ての機種を大迫力で眺められる絶好のスポットと言えるだろう。しかし、切れ目なく飛行機が飛んでくるので、なかなか引き潮を定めにくい。駐車場で飛行機の姿を目にすると、「もう少し粘れば良かった……」などと思ってしまうかもしれない。


今回紹介した以外にも、元航空会社勤務のオーナーが経営するバー「Jet Lag Club」のように外国気分を味わうことができるお店があったり、韓国の家庭料理が楽しめる「イテウォン」で世界を楽しめたりなど、成田での遊び方は人それぞれ。今まで成田空港から即東京・即帰宅だった人にこそ、一度寄り道を楽しんでいただければと思う。

※記事中の情報・価格は2014年10月取材時のもの。価格は税込

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