【レポート】

CEATEC JAPAN 2014 - 狭いながらも高密度のBluetooth SIGブース

 

10月7日、千葉県・幕張メッセにて最先端IT・エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN 2014」が開幕。比較的狭いながら、参加企業の展示が多くあったのがBluetooth SIGのブースで、幅広い製品紹介を行っていた。

多くの展示があって混雑していたBluetooth SIGブース

Bluetoothはモバイル分野で広く使われている。さらにIoT(Internet of Things)やM2M(Machine to Machine)など、今後注目される分野とも親和性が高い。特に、2010年に規格化されたBluetooth Low Energy(BLE)は、常時発信しているビーコン装置でも単3形乾電池で長期間駆動する。また、ボタン電池でも数カ月は動作する機器を実現できることから、ウェアラブル機器にも多く使われている。

電波系の技術の中でも、標準化がしっかりとされているのがBluetoothだ。モジュールとして、電波産業会の技術基準適合証明認定を取っている製品もあるので、扱いやすい(製品化の場合はBluetooth SIGの認定が必要)。Bluetooth SIGのブースは、開発企業向けのチップやモジュールから、エンドユーザー向けの製品と多岐にわたっており、現在も幅広く活用・利用されている状況がうかがえる。

PC周辺機器でおなじみのエレコム。イチオシは?と聞くと、スピーカー製品と説明してくれた。左のコーヒーカップのように見えるスピーカーは、1台だとモノラル、2台ならステレオとして利用でき、右のメタリックな製品は給電もコードレス

サイクルアクセサリーで高い評価を受ける、CATEYEのサイクロコンピューター「ストラーダスマート」。Bluetooth LEを採用し、コードレスでセンサーと接続できるほか、センサーからスマートフォンに記録して表示するミラーモードを備えている

Bluetoothのビーコン製品を手がけるアプリックスは、より狭い範囲でしかBluetoothの電波が到達しない新型ビーコンを展示。写真下中央のスマートフォンでは、2種類のビーコンのパワーを表示しており、右側の弱いビーコンは「アンテナ一本」とかなり近くに寄らないと反応しない

MBluetooth SIG関係ではあまり見かけなかったラピスセミコンダクタ。ロームの傘下であり、もともとは沖電気から分社した企業。通信用LSIに強みを発揮している。今年はロームブースと共にBluetooth SIGブースでも展示を行っていた

NORDICは採用製品を多く展示。並べるとスペースが足らないということで、ショーケースを使って立体的に展示。右上に見えるサッカーボールは加速度計を内蔵し、キック状態を把握できる

CSRはバイスプレジデント兼最高イノベーション責任者のハミッド・アマディ氏が来日し、同社が進めているCSRmeshの説明を行った

CSRmeshは近接するBLE機器同士でネットワークを構築する。このため、相手の機器と直接通信できなくても、隣接する機器を通じてやり取りを行うことが可能だ。1つのノードで6.5万台のBLE機器でネットワークを構築できる。ホームネットワークだけでなく、例えば街路灯に組み込むことによって、町全体をネットワーク化することもできるという

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