NVIDIAは2日、8インチのAndroidタブレット「SHIELDタブレット」を発表した。同タブレットはゲーミング用途として同社が設計･製造した製品で、192個のGPUコアを持つ最先端のモバイルプロセッサ「NVIDIA Tegra K1」を搭載する。同日より予約を開始し、10日から出荷を開始する。Wi-Fiモデルのみの用意で価格はオープン。実勢価格は4万～4万5千円程度になる見込み。本稿では、都内で開催された製品発表会の模様をお伝えする。

8インチAndroidタブレット「SHIELDタブレット」

端末の仕様と概要

発表会の会場には、SHIELDタブレットの実機が展示されていた。まずはその様子をお伝えしたい。主な仕様は以下の通り。8インチのIPS液晶ディスプレイ(1920×1200ドット)を搭載し、サイズ/重量は約221(H)×126(W)×9.2(D)mm/約370g。OSはAndroid 4.4。プロセッサはNVIDIA Tegra K1を採用、内蔵メモリは2GB、ストレージは16GB、外部ストレージはmicroSDXC(128GB)に対応する。フロントとリアに、それぞれ有効500万画素のHDR対応カメラを搭載。通信面では、Wi-Fi(802.11a/b/g/n 2.4GHz + 5GHz帯デュアルバンド 2x2 MIMO)に対応、Bluetooth 4.0 LE準拠をサポートする。

端末の前面の様子。有効500万画素のカメラのほかデュアルスピーカーを搭載

別売りの純正カバーをつけた様子。カバーの実勢価格は4,500円～5,000円程度

背面と側面の様子。端末にはスタイラスペンが同梱される。スタイラスペンは端末上面に収納可能