iOS 8では「ウィジェット」のサポートが大幅に強化された。ホーム画面でアイコンをタップして起動することなく、アプリの最新データを通知センター上で確認できるため、ニュースや買い物情報など"旬のお知らせ"をチェックするには最適だ。

ウィジェットと呼ばれる機能はiOS 8以前から存在し、やはり通知センターのスペースを利用する形で動作ていたが、それが許されるのは『天気』や『株価』などiOS標準装備のアプリに限られていた。iOS 8からは仕様を大きく見直したうえでサードパーティーの開発も可能となったため、対応アプリが急増し、まるで新機能のように注目を集めはじめたというわけだ。

ウィジェットとしての動作は、アプリにその機能が含まれているかどうか次第だ。ウィジェットをサポートしたアプリをインストールしたあと、通知センターの「今日」タブを開き、「編集」ボタンの下を見てみよう。ここに表示される「新しいウィジェットが○個あります」というメッセージを確認すれば、最近インストールしたアプリにウィジェットをサポートするものがいくつ含まれるかがわかる。

「編集」ボタンをタップすると、ウィジェットをサポートするアプリを一覧できる。通知センターに表示するかどうかは、「+」と「-」ボタンで選択できるので、必要なものだけを選べばいい。画面右上の「完了」ボタンをタップすれば作業は完了、あとは通知センターを表示するだけだ。最新ニュースにかぎらず、電子書籍を前回中断したところから読み始めるなど、ウィジェットにはさまざまな機能が用意されているので、使い方次第では欠かせない存在となることだろう。

操作手順をカンタン解説

1 通知センターの「今日」タブの下部にある「編集」ボタン近くを見れば、最近インストールしたウィジェット対応アプリの数がわかる

2 「編集」ボタンをタップすると、「今日」タブに表示するウィジェットを追加/削除/並べ替えできる

3 ニュースの見出しチェックにかぎらず、電子書籍を前回中断したところから読み始めるといった使い方もできる

(提供:iPad iPhone Wire)