NTTドコモが冬春モデルとして発表した「ARROWS Tab F-03G」(富士通製)は、10.5インチのAndroidタブレット端末。重量約433gという軽量設計が特長となっている。発売時期は11月中旬以降で、価格は未定。

「ARROWS Tab F-03G」。カラーバリエーションはホワイト1色で展開する

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ARROWS Tab F-03Gは、10.5インチ有機ELディスプレイ(2,560×1,600ピクセル)を搭載するAndroidタブレット。重量約433gという軽量設計が特長で、10インチ以上のディスプレイを搭載し、LTE/3Gに対応したタブレットとしては世界最軽量(2014年9月29日、富士通調べ)という。機能面では、LTEとWi-Fiの両方から同時に通信ができる「マルチコネクション」機能に対応。約3倍の高速ダウンロードを実現している。

10.5インチながら重量約433gという軽量設計。タブレット最高クラスの高精細WQXGAディスプレイを採用した

日本語入力システム「Super ATOK ULTIAS」を搭載。誤入力や誤った日本語を自動判別し、ユーザーの文字入力をサポートする。加えて「いつでもズーム」機能も搭載。文字が小さく読みづらいWebサイトや、文字サイズを変更できないアプリでも、ワンタッチ操作で画面の一部を大きく表示することができる。

UIには通常の「スタンダード」のほか、わかりやすさを追求した「かんたんスタイル」、子ども向けの「キッズスタイル」などが用意されている

主な仕様は以下の通り。OSはAndroid 4.4、CPUはクアッドコアのMSM8974AB(2.3GHz)。内蔵メモリは2GB、ストレージは64GB、外部ストレージはmicroSDXC(128GB)に対応する。サイズ/重量は、約174(H)×約265(W)×約8.5(D)mm/約433g。バッテリー容量は7,840mAh。背面には810万画素、前面には210万画素のカメラを内蔵。IPX5/8相当の防水、IP5X相当の防塵性能を備える。

通信面では、受信時最大150Mbps、送信時最大50MbpsのXi(2GHz/1.7GHz/1.5GHz/800MHz)、FOMAハイスピードをサポート。また、LTE/Wi-Fi同時接続による高速ダウンロード/通信機能に対応。そのほか、IEEE802.11a/b/g/n/acに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.0、ワンセグ/フルセグなどに対応する。なお、VoLTE、赤外線通信、おサイフケータイ、NFCには対応していない。

(記事提供: AndroWire編集部)