世界最大のカメラ見本市「photokina 2014」のニコンブースでは、デジタル一眼レフカメラの新製品「D750」を始め、同社のラインナップを並べて試用できるようにしており、多くの来場者がつめかけていた。注目はD750などのデジタル一眼レフだが、コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX」のコーナーに、日本国内では10月中旬発売予定の「COOLPIX S6900」が展示されており、いち早く触れられるようになっていた。

ニコンブース

新製品として注目を集めていたD750

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D750

S6900は、2軸回転式の液晶モニターを装備し、光学12倍ズームのNIKKORレンズを採用したコンパクトデジカメ。1/2.3型有効画素数1,602万画素CMOSセンサーを搭載し、フルHD動画撮影機能を搭載するなど、いわゆる「旅カメラ」として使いやすいスペック。

COOLPIX S6900

液晶モニタは2軸回転のバリアングル液晶

最大の特徴が2軸回転式のバリアングルモニター。モニターを開くと本体前面側にモニターが向くため、「自分撮り」がしやすい。特に本体を縦持ちにして液晶を前面に向けると、正面のロゴが正位置に来て、縦持ちの自分撮りを想定していることが伺える。

【左】モニタを正面方向に向けると自分撮りがしやすくなる 【右】縦持ちにするとロゴが正位置になる。レンズ下、ロゴの上にあるのがシャッターボタン