スマホを新機種に買い替えるのはワクワクするものの、意外に大変なのがデータ移行。特にiPhoneからAndroidというように違うOSのスマホ間で電話帳や保存したデータを移動させるのはどうすればいいのか悩む方もいるのではないだろうか。

データ移行は手順さえわかれば決して難しいことではない。ここでは、AndroidからiPhoneへの移行の方法を、電話帳、画像データ、アプリのアカウント、ブラウザのブックマークの4つについて説明していこう。iPhoneに買い替えを決めている人、買い替えたものの悩んでいる人は参考にしてほしい。

電話帳データ

AndroidからiPhoneへのデータ移行で意外に簡単なのが電話帳データだ。人気の方法としてはGoogleアカウントを使った方法と、連絡帳データをファイルにまとめてクラウドストレージかメール経由で移す方法の2つある。

もし、連絡先をGoogleアカウントに同期させている場合は前者の方法が簡単だろう。というのもiPhoneは、iOS 7からGoogleアカウントの電話帳を連絡先アプリに同期できる機能が追加されたから。やり方は、iPhoneの設定アプリをタップして「メール/連絡先/カレンダー」→「アカウント追加」→「Google」と選択し、名前とアドレス、アカウントを入力。その後に出てくるアプリ連携の設定画面で「連絡先」をオンにするだけ。すぐにデータがiPhoneにコピーされる。

1.Android側で「設定」→「Google」→自分のアカウントとタップして、「連絡先」にチェックがついていたら、電話帳がGoogleアカウントに同期されている

2.iPhone側の設定アプリ内の「メール/連絡先/カレンダー」→「アカウント追加」でGoogleアカウントを選んでGoogleアカウントを入力

3.Googleアカウントを入力した後に出てくる設定画面。「連絡先」をオンにすれば電話帳が連絡先に同期される