宮内氏は、同サービスについて“大きな発表”とし、「アラスカやグアム、サイパンなど一部の地域を除くが、99%近いカバー率でアメリカにおいて我々の携帯電話を使っていただけるサービス」と説明した。

同社は、これまで海外渡航者向けに「海外パケットし放題」というサービスを提供していたが、こちらは一日当たり1,980円だったのに対し、「アメリカ放題」のサービス利用料はキャンペーン価格で無料となっている。また、同社料金プラン「スマ放題」の「データ定額パック」5GB以上に加入したユーザーは、キャンペーン終了後も無料で利用することができる。なお、「ホワイトプラン」や「データ定額パック」2GBなどに加入しているユーザーは、キャンペーン終了後、月額980円の利用料が請求される。

キャンペーン価格で無料

続けて宮内氏は、従来の米国での通話料金について言及。「海外出張される方、旅行される方にとって(アメリカ放題は)、音声通話の面でも大変大きな特典になる」と解説した。パケット通信料についても、「これまでは、1日1,980円というのが業界の標準プライスだったのが、タダになる。ハワイ行って写真をSNSにいっぱいアップしても、YouTubeをいっぱい見ても大丈夫」とし、「アメリカ放題」の魅力をアピールした。

これまでの料金例

ただし、同サービスが提供される9月19日より3カ月間ほどは、スプリントの3G回線での利用になる。LTE通信については「早ければ11月、遅くとも12月の初旬には対応させる予定だという。