スマートフォンを選ぶとき、ITライターはどんなポイントをチェックしているのだろうか。「事前に何を下調べして、家電量販店ではスマホのどこを確かめているのか」について、私のチェックポイントを挙げてみよう。スマホを選ぶ際の参考になれば幸いだ。

ライターは、どんな視点でスマホを選んでいるのだろうか

ショップで注目する点、しない点

いつも取材先で撮影した写真は、スマホのアプリで加工してから編集部に納品しています。したがって、ディスプレイの色合いには人一倍気を遣っています。家電量販店は、スマホのディスプレイを見比べるのに最適な環境ですね。有機ELパネルと液晶パネルでは発色がだいぶ違うので、事前にそのあたりの仕様を調べることも重要だと思います。

逆に家電量販店で重視しない点はどこか、考えてみました。店頭で新製品を手にとると、ついカラバリや背面のデザイン、持った際の感触などに注意がいきがちです。でも自分の場合、スマホには必ずカバーをつけて使用します。それを考えるとカラバリや背面のデザイン、持った際の感触は意味がなくなります。

また、いつも購入後すぐにホームアプリを導入しています。それを考慮して、"端末のオリジナルUI"にスマホの印象が左右されないように気をつけています。

不満点を列挙する

Androidスマートフォンを使っていると、不満点が色いろ出てきます。それが次の機種を買うモチベーションにつながります。したがってスマホを買い換える際は、まず手持ちの端末の不満点を整理すると良いですね。自分の場合、主に以下の点に不満を抱いています。

  • スピーカーが迫力不足

  • 内蔵バッテリーが小さい

  • OSの更新が止まり、この先もバージョンアップが期待できない

このうちスピーカーの性能は、家電量販店で念入りにチェックすべき項目ですね。動画や音楽のコンテンツを楽しみたいので、スピーカーにはこだわりたいところです。それと関連することですが、次機種ではフルセグなども利用したい。それを考えると、内蔵バッテリーの容量は最低でも3000mAhは欲しいところです。