KDDIは12日、iPhone 6に関する記者説明会を開催し、対応するネットワーク、料金、割引サービスなどを発表した。ネットワーク面ではキャリアアグリゲーション、WiMAX2+、800MHzプラチナバンドなど「全部入り」をアピールした他、MNPでキャッシュバックを行う割引サービス「auにかえる割 Plus」を発表、またiPhoneの端末料金も発表となった。
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KDDI株式会社代表取締役執行役員専務・石川雄三氏 |
12日の16時からiPhoneの予約受付を開始するとしていたKDDIが、端末料金を発表した。毎月割が適用される2年契約時の実質負担額は下記の通りとなる。
| iPhone 6(機種変更時) | iPhone 6 PLUS(機種変更時) | iPhone 6(新規契約時) | iPhone 6 PLUS(新規契約時) | |
|---|---|---|---|---|
| 16GB | 14,520円 | 27,480円 | 0円 | 12,960円 |
| 64GB | 27,480円 | 38,280円 | 12,960円 | 23,760円 |
| 128GB | 38,280円 | 49,080円 | 23,760円 | 34,560円 |
発表会にはKDDI株式会社代表取締役執行役員専務・石川雄三氏が登壇し、iPhone 6に関するネットワークや割引プランなどについての発表を行った。
石川氏が他社との違いとして強調するのは、ネットワーク面での強みだ。auのiPhoneは800MHzのプラチナバンド、2.1GHzのキャリアアグリゲーション、2.5GHzのWiMAX 2+のすべてに対応しており、いわばネットワークの「全部入り」だとアピールする。
このうち、auだけの通信方式であるキャリアアグリゲーションとは、2.1GHzと800MHzの電波を同時に受信する技術。通常のLTEではどちらか一つの電波しか使えないため通信速度は最大75Mbpsとなるが、キャリアアグリゲーションでは二つの電波が同時に使えるため、最大150Mbpsの速度を実現できるとしている。
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「全部入り」を強調 |
