米Appleは9日(米国時間)、メディア向けのスペシャルイベントを行い4.7インチの新型iPhone「iPhone 6」、5.5インチの「iPhone 6 PLUS」を発表した。米ソニーモバイルコミュニケーションズも4日(米国時間)に、5.2インチのフラグシップAndroidスマートフォン「Xperia Z3」を発表している。本稿ではそれらの機種をスペック面から比較しそれぞれの差や長所などを検証したいと思う。
「iPhone 6」は、4.7インチRetina HDディスプレイ搭載のiOSスマートフォン。「iPhone 6 Plus」は、5.5インチRetina HDディスプレイ搭載のiOSスマートフォン。両機種ともに、高音質通話VoLTEに対応したほかNFCが搭載され同社が提供する新決済サービス「Apple Pay」にも対応する。
デザイン面では前機種である「iPhone 5s」と比べ、ディスプレイサイズが大きくなったほか、厚さも薄くなり、側面も丸みを帯びたデザインに変更されている。また、背面のカメラのレンズ周りは出っ張り飛び出す形のデザインを採用している。2014年9月19日発売予定となっている。
「Xperia Z3」は、5.2インチのフルHD(1920×1080)ディスプレイを搭載したAndroidスマートフォン。デザイン面では、今までのモデルにはなかった「カッパー」、「シルバーグリーン」という2色のカラーバリエーションが追加されているほか、角が丸くなり持ちやすさを考慮したデザインになっている。