メガネはファッションアイテムとしての地位を確立しています。しかし、メガネを装着したときに困るのが、「目元のメイクの頑張り度」。レンズによっては思ったよりも「濃すぎる」と思われることもありますが、だからといって、メイクの肝となるアイメイクをまったくしないというのも考えものです。

メガネの時のメイクどうしてます?

マイナビニュース読者の皆さんは、メガネをかけるとき、アイメイクのどのようなポイントに気をつけているのでしょうか。そのテクやノウハウを、メガネ女子280人に聞いてみました。併せて、後半ではメガネの専門家に、「自分に似合うメガネの選び方」もうかがったのでお見逃しなく!

メガネとコンタクトレンズで、メイクを変えていますか?

メガネ女子280人のうち、メガネとコンタクトレンズの両方持っているのは192人。どのように使い分けているのか尋ねたところ、「外出時はコンタクトレンズ、家ではメガネ」という人が105人(54.7%)と最多でした。ほかにも、デートやプライベートではコンタクトレンズを使うなど、気分によって使い分けている人が目立ちます。

とはいえ、服やメイクの色やテイストによって、複数のメガネを使い分けているのは22人(7.9%)と少数派。それでも、アイメイクに対するこだわりは強く、アンケートからもその様子が伝わってきます。

・「目元に深みが出るように濃いめのアイシャドウを使います」(26歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「濃い色のファンデーションを目元に使って影を作るようにしている。アイラインはまつげの間を埋めるようにひいて、メイクを落としても目の形まで変わらないようにしている」(26歳女性/小売店/販売職・サービス系)
・「アイライナーは下のまぶたの真ん中あたりから目じりにかけて入れている」(33歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)

メガネ女子のアイメイクのポイントは「アイライン」!

アンケートでは、メガネとコンタクトレンズでメイクの仕方を「変えている」と回答したのは38人(19.8%)と少なめでした。シチュエーションに合わせてメガネとコンタクトレンズを使い分けているにもかかわらず、メイクの仕方は変わらない……。きっと、どのようにすればいいのかわからない人が多いのではないでしょうか。

そこで、アイメイクを「変えている」と答えたメガネ女子に、そのテクニックを教えてもらいました。

●アイメイク編
・「コンタクトのときはつけまつげをつけている(メガネのときはレンズに当たる気がして嫌なのでつけない)」(32歳女性/運輸・倉庫/事務系専門職)
・「ど近眼なので、メガネをかけると目がより小さく見えてしまうため、アイメイクは強い色で濃いめにしっかり。逆にコンタクトの時はあっさりめに仕上げるようにしている」(36歳女性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)
・「メガネの時はワンクッションあるので、アイラインを太めに引いてアイシャドーも少し濃くする」(32歳女性/医療・福祉/専門職)

●ファンデーション・チーク編
・「メガネの時はチーク濃いめにする。しないときは、けばく見えるので全体的に薄めにする」(23歳女性/ソフトウェア/技術職)
・「鼻付近のファンデーションが崩れるので、メガネのときはファンデーションを控えるようにしている」(27歳女性/ソフトウェア/技術職)

メガネのときはマスカラなどのまつ毛メイクはあっさりめ、その分、アイラインを使って目ヂカラをアップさせている人が目立ちました。また、ノーズパッドのあたるところはファンデーションを薄めにつけたり、こまめにチェックしたりしているようです。

メガネの有無によってメイク法を変えているメガネ女子がいるように、見た目の印象をアップさせるためにはメガネの形を自分の「顔」に合わせて選ぶことも重要かもしれません。

そこで次ページでは、ベストメガネコンタクトの有楽町駅前店スタッフ八木沼さんに、「自分に合うメガネの選び方」について教えていただきました。