2012年9月に発売されたiPhone 5。それまでのiPhoneシリーズよりも大きな4インチのディスプレイを搭載したことが特長の同機種。iPhone 5ユーザーは、どのような点を評価しているのだろうか。iPhone 5ユーザーのマイナビニュース会員331人を対象にアンケートを実施した。

やっぱりカッコイイiPhone 5

単刀直入にiPhone 5を買って良かったところを聞いてみた。

iPhone 5を購入して良かったところはどこですか? (複数回答)

非常に僅差だったが、最も多かったのは「デザインが良い」という意見で、331人中42.3%となる140人が回答した。iPhone 5より前のモデルであるiPhone 4Sまでは、どの機種も3.5インチディスプレイを搭載していた。iPhone 5は0.5インチ大きい、4.0インチディスプレイを搭載。縦に長くなった印象を受けるが、前モデルのiPhone 4Sのよりも1.7mm薄くなり、(iPhone 4S:9.3mm、iPhone 5:7.6mm)スリムでスタイリッシュなデザインとなっている。また、iPhone 5のデザインは、後継機種であるiPhone 5sにも受け継がれている。

次に多かったのは、「軽い」(129人、39.0%)という回答。たしかに、iPhone 4Sよりも28g(iPhone 4S:140g、iPhone 5:112g)も軽くなっている。iPhone 4SからiPhone 5に機種変更したユーザーであれば、その薄さと軽さに衝撃を受けただろう。

続いてわずか1票差で「操作性が良い」(128人、38.7%)。先述した薄さや画面の大きさが操作性を向上させた要因のひとつと言える。また、当時最新のApple A6チップを搭載したことで、処理速度が上がったことも操作性に影響を与えていると思う。

4番目は「持ちやすい」(115人、34.7%)。ディスプレイサイズは、iPhone 4/4Sから0.5インチ大きくなっているが、幅は一緒3機種とも58.6mm。iPhone 4/4Sユーザーは、大きさに戸惑うことなく、スムーズに使用できたのではないだろうか。

「機能が良い」(30人、9.1%)と回答した人には、具体的にどの機能が良かったか聞いてみた。多かったのは「カメラ機能」の性能を挙げる意見。画素数こそiPhone 4Sと変わらない(ともに800万画素)ものの、手ブレ補正機能が強化され、パノラマ撮影に対応するなどiPhone 4Sよりもカメラ機能がアップグレードされている。

「その他」(12人、3.6%)と回答した人の意見では、「これまでのiPhoneと同じように使える」や「慣れた使用感のままで使用できる」といった、iOSならではの意見が多かった。また、「周りに使っている人が多いため、困ったときに聞ける」、「周りの人と情報を共有できる」といったユーザーが多い、iPhoneらしい意見も見られた。

9月には新型iPhoneが発売されると噂されているが、これまでのiPhoneユーザーも納得できるような、端末であることを期待したい。

調査時期:2014年7月16日~2014年8月25日
調査対象:iPhone 5ユーザーのマイナビニュース会員
調査数:331件
調査方法:インターネットログイン式アンケート