グアム政府観光局主催の「グアム ココハーフマラソン&駅伝リレー2014」が今年も10月19日に行われる。このほど、その第二期エントリーの受け付けが始まった。

昨年実施された「グアム ココハーフマラソン&駅伝リレー」の様子

同大会は、国際陸上競技連盟(IAAF)公認コース21.0975キロメートルのハーフマラソンと、4人1組で約20キロメートルを走る駅伝を同時に開催するユニークな大会。今年で9回目の開催となり、グアムでも大規模イベントの1つとなっている。参加者は年々増加し、前回は過去最多となる2,101人がエントリー。日本からも457人のランナーが参加し、ハーフマラソンの総合優勝者は男女共に日本人が飾った。

大会の名称に含まれる“ココ”とは、グアム島にしか生息しない、絶滅危惧種の鳥“Ko’ko’Bird(ココバード)”(別名グアムクイナ)を由来としたもの。そのため、同大会のエントリー料金の一部はこの鳥の保護活動に使用される。

またこの大会は、コースロケーションも魅力のひとつ。ハーフマラソンのコースは、グアムの美しい海岸線を走る設定で、南国リゾートでのレースの雰囲気を十分に満喫できる。グアムの心地よい風を感じながら、暖かい地元ランナーとの交流も楽しめるのはもちろんのこと、ビギナーでも参加しやすいハーフマラソンと、家族や友人、会社の同僚などと一緒に参加できる駅伝の2通りから出場する大会が選べるのもメリットだ。

競技種目は、ハーフマラソン(21.0975キロメートル)、駅伝(20.02キロメートル・1 チーム4人編成・ 1区5.38キロメートル、2 区5.15キロメートル、3区5.15キロメートル、4区5.41キロメートル)の2種類。 賞金は、ハーフマラソン(男・女)総合1位が1,000ドル、総合2位が500ドル、総合3位が250ドル、コースレコードに500ドル、駅伝総合1位が1,000ドル。

同大会への参加資格は、大会当日に14歳以上で、出場に必要なトレーニングを積み、健康上支障のないこと(20歳未満は保護者の同意・署名が必要)。エントリー料金は、ハーフマラソンが8,000円、 駅伝1チームが1万6,000円。料金には、レース参加者用ガイドブック、フードサービス、参加賞(記念Tシャツ)、無料シャトルバス、衣類預かりのサービス料が含まれている。

グアムと日本との時差は1時間。日本からの渡航時間も3時間半程度と、金曜日から週末を使って気軽に楽しむことのできる大会であることもポイント。海外レースに参加するのに加えて、観光も同時に楽しむことができる。ゴルフやエステなどのアクティビティとセットにしたツアーも豊富で、個人の嗜好に合わせて選択できる。是非、この機会に一度、新たな視点からグアムを楽しんでみてはいかがだろうか。