22日に発売する女性ファッション雑誌『ViVi』(講談社発行)の10月号で、新専属モデルとしてモデルのemmaが起用されたことが21日、明らかになった。

現在20歳のemmaは、2013年1月号『装苑』の表紙でモデルデビュー。その後は、『装苑』のほか、『NYLON JAPAN』、『haco.』などで度々表紙を飾る新人モデルとして注目を浴びている。また、モデル業だけではなく、文化服装学院でファッション流通などを学んだ実力者。そんなemmaに、憧れだったという『ViVi』の専属モデルへの意気込みと今後について、話を聞いた。

emma
1994年4月1日生まれ。北海道出身。0型。身長164㎝、B85・W58・H85。イギリス人の父親と日本人の母親を持つハーフモデル。2013年1月号『装苑』の表紙でプロモデルとしてデビュー。2014年2月号『NYLON JAPAN』では、表紙および「NEXT IT MODELS 100」に選出され、ファッション業界内の注目を集める。2014年10月号からは『ViVi』専属モデルに抜てき。特技はスキー、テニス。趣味はファッション、K-POP、韓国語の勉強。

――中学生の頃から愛読しているそうですが、『ViVi』の専属モデルに決まったときは?

「素直にうれしかったです!20歳になって学校を卒業したタイミングで、自分から『ViVi』に出たいという話をしました。1番最初に読み始めた雑誌だったので出るのが夢だったんです。これからは、読者の方に『ViVi』モデルとして認識してもらえる存在になりたいです」

――初めての撮影はいかがでしたか?

「撮影に対する緊張もそうですし、これから『ViVi』モデルになるという緊張とワクワクでいっぱいで。でもまだ実感がないです。発売されたら実感が沸くのかな? なんて思ってます。私は人と同じものというよりも、自分らしさをという基準で洋服を選ぶことが多いです。メンズ服も着るし、人とは違う組み合わせだったり、そういう意味でも『ViVi』で自分らしさを出していけたらいいなと思います」

――『ViVi』を愛読するようになったのはモデル・長谷川潤さんがきっかけだとか。

「中学生の頃、長谷川潤さんが大好きで。その頃はまだファッションには興味なかったんですけど、長谷川潤さんが『ViVi』に出てたのをきっかけに買い始めたんです。はじめはモデルさんを見るために買っていたんですが、だんだんファッションに興味が出てきて『ViVi』のファッションを真似するようになりました。ファッションは今より大人っぽかったかもしれない(笑)」

――今年4月に文化服飾学院を卒業したそうですね。学生生活はいかがでしたか?

「周りは個性的な子ばかりだったので、刺激的な2年間を過ごしました。服を作ったり、ファッションの歴史や流通と幅広く勉強したので、そういうところはモデルの仕事に生かしたいと思っています」

――北海道から上京して約2年半ですが、東京生活はどうですか?

「慣れましたけど、人の多さにまいっちゃう(笑)。東京は楽しいけど、定期的に北海道に帰ってリフレッシュしないと。たまに帰って、地元の友だちに会ったり、実家の犬と一緒に遊んだりしています。また東京に戻って頑張ろうという気持ちになります」

――東京での息抜きを教えてください。

「2NE1さんに衝撃を受けてから、K-POPが大好きで。必ず休みをとってライブに行って、ストレス発散をしています。韓国語も書けるし読めるようになってきていますが、ペラペラじゃないのでまだまだ勉強中です」

――ファッションへのこだわりが強いemmaさんですが、好きな男性のファッションは?

「白いTシャツにスキニーパンツとかシンプルなのが好きです。このブランドしか着ないとか、ファッショ二スタみたいな人は苦手です。こだわりすぎない位でセンスが良い人がいいですかね」

――では、好きな男性のタイプは?

「優しければいいです。両親はいつも相手のことを思いやっているので、お父さんみたいな人が良いですね。帰り道に迎えに来てくれるような優しさがある人が良いです。見た目は昔のマコーレー・カルキンさんがめっちゃタイプ!」

――20歳になられたばかりですが、結婚観はある?

「昔は興味がなかったんですけど、両親の仲が良いので結婚はしたいなと思うようになりました。最近、先輩のモデルさんたちが結婚して赤ちゃんを産んでるのを見ると、女性として良いな~と思うようになりました」

――ありがとうございます。最後に今後の目標を教えてください。

「服のプロデュースだったりブランドとのコラボレーションとか、服作りに関わる仕事をしていきたいです。今は目の前の『ViVi』で頑張ることしか頭にないですが、自分の私服や好きなものを発信するスタイルブックを出せたらうれしいです。頑張ります!」

――ちなみに、公私ともに交流のあるモデル・小松菜奈さんの主演映画『渇き。』にも出演したそうですが、女優業への意欲は?

「映画やドラマが大好きなので、興味はあります。モデルとは違った撮影で大変でしたけど、刺激をもらって楽しかったです。役者さんの演技をまじまじと見ちゃいました。お話があれば、また是非やりたいです」