質疑応答

発表会のプレゼンテーションの後、質疑応答の時間がもうけられた。スプリントと共同開発するメリットについて聞かれると、プロダクト・サービス本部の足立泰明氏は「ソフトバンク単独、スプリント単独で端末を調達する場合に比べて、スケールメリットが得られる。開発に関する工数も減らすことができる」と回答。端末の調達コストが下がるため、結果的に端末の価格もおさえることができるという。

質疑応答で記者団の質問に回答する足立氏泰明氏(写真左)。田原氏のプレゼンでは、繰り返しスプリントとの共同開発であることが強調された(写真右)

今秋にも新型iPhoneが発表されるという噂がある。それを踏まえ、この時期に新端末を投入した意味合いについて聞かれると、田原氏は「準備ができたので発売した」と回答。iPhone、Android両方のニーズに応えられるよう、今後もラインナップを充実していく考えだという。おサイフケータイ、フルセグに対応していない理由について、田原氏は「日本独自の仕様を必ずしも必要とされていないお客様も結構な数いる。端末を共同調達する効果を最大化するためにも、今回のラインナップになった」と説明した。

シャープを選んだ理由について、足立氏は「液晶」「フレームレス構造」といったシャープの技術力の高さが決め手になったと説明。他社との共同開発については「様々なご提案いただいているところ」としつつ「現時点で決まっていることはない」と話すにとどまった。

フォトセッションに応じる、田原氏と高橋氏

(記事提供: AndroWire編集部)