【レビュー】

機内や空港、都内でも買えるSo-netのプリペイドSIM「Prepaid LTE SIM」を試した

Nakano Yayoi  [2014/08/12]

MVNOサービスのSIMカードの普及が進む中、より手軽に利用できるプリペイド方式のSIMカードに注目が集まっている。So-netが提供するプリペイドSIM「Prepaid LTE SIM」では、関西国際空港や成田空港での販売に加え、7月15日よりPeach Aviationの航空機内での販売を開始するなど、日本に来た外国人にも手軽で使いやすいサービスを展開している。

So-netのプリペイドSIM「Prepaid LTE SIM」を使ってみた

また、Prepaid LTE SIMは秋葉原などの量販店でも購入でき、日本人にとっても手軽にSIMカードを入手して試せるサービスとなっている。本稿では、So-netのPrepaid LTE SIMの詳しいサービス内容を見ていきながら、実際に購入して使ってみたレポートを紹介してみたい。

外国人旅行者やMVNO初心者も気軽に利用できるプリペイドSIM

So-netが提供するPrepaid LTE SIMは、LTEに対応したプリペイド方式のSIMカード。これまでMVNOサービスのSIMカードでは、月額制プランが主流であり、利用するにはクレジットカードが必要となるなど、なかなか気軽には利用しづらい一面があった。しかし、Prepaid LTE SIMをはじめとするプリペイドSIMでは、パッケージを購入して使い切りで利用でき、クレジットカードがなくても使い始めることができるのが魅力。クレジットカードを持っていない学生や、MVNOサービスを試してみたいという初心者の人でも気軽に利用することが可能だ。

また、プリペイドSIMであっても、パッケージの購入後にWeb申し込みを行うことで、後からSIMカードが送られてくるサービスや、空港でSIMカード受け取るためには、出国前に事前に申し込みが必要となるサービスもあり、必ずしも訪日外国人にとって使いやすいわけではない。だが、Prepaid LTE SIMの場合、空港の自動販売機や店頭などでSIMカードを購入し、その場でスマートフォンから開通手続きを行って、すぐに利用を開始することができる。外国人の旅行者にとっても、手軽で便利なサービスと言える。

下り最大150Mbpsの高速通信を使い切りで利用可能

Prepaid LTE SIMは、NTTドコモのXi・FOMA網に対応しており、通信速度は下り最大150Mbps、上り最大50Mbps。100MBのデータ量を利用できる「プラン100M」、500MBのデータ量を利用できる「プラン500M」という2種類のプランが用意されており、SIMパッケージの価格は、プラン100Mが2,778円(税込3,000円)、プラン500Mが4,630円(税込5,000円)。SIMカードは各プランとも、標準SIM、micro SIM、nano SIMの3種類から選択可能だ。

なお、利用期間はプラン100Mが30日間、プラン500Mが60日間となっている。また、購入から14日以内、またはSIMカードの台紙に記載されている有効期限のうち、いずれか早い日までに開通手続きを行う必要がある。

対応端末は、SIMフリーのスマートフォン・タブレットのほか、ドコモのスマートフォン・タブレット。なお、Prepaid LTE SIMは、データ通信専用のSIMカードとなり、音声通話やSMSは利用できない。

データ量は100MBまたは500MBの使い切りとなるが、データ量の追加チャージも可能。追加チャージは、データ量が200MBの「チャージ200M」(1,500円)、500MBの「チャージ500M」(2,000円)、1GBの「チャージ1G」(2,838円)の3種類が用意されている(金額はすべて税抜)。追加チャージはユーザー専用サイトから行え、利用にはクレジットカードが必要になる。

空港や航空機内、都内の量販店などで購入できる

SIMカードをその場で入手し、すぐに利用を開始できるのがPrepaid LTE SIMの特長だが、販売されている場所も、主要な国際空港から都内の量販店までと幅広い。

空港では、関西国際空港の1F国際線到着階にある自動販売機をはじめとして、成田国際空港の第一・第二ターミナルの各モバイルセンター、新千歳国際空港のモバイルセンターなどで販売。また、関西国際空港到着便のPeach Aviation機内では、客室乗務員から機内販売で購入して、同空港第2ターミナル出発到着ロビー内の売店でSIMパッケージを受け取れる。

また、秋葉原にある「あきばお~」各店のほか、全国の「ドスパラ」各店、「BOOK OFF 新宿西口店」などでも購入可能。詳細はSo-netのWebサイトで確認することができる。

なお、SIMカードの自動販売機は海外では普及しているものの、日本では関西国際空港のPrepaid LTE SIMの自動販売機が最初であり、4月の販売開始時には大きな話題となった。So-netの担当者によれば、「(関空の)自動販売機をはじめ、成田空港、新千歳国際空港の店舗カウンターでも販売は好調」とのことで、「20代から30代の若年層を中心に、アジアをはじめとする世界各国の方々に、幅広く利用いただいている」という。

また、Prepaid LTE SIMの販売開始後、外国人が集まる観光センターや地方空港などから多数の問い合わせが寄せられており、同社としても今後は「旅行者が訪れる様々な場所での取り扱いをさらに増やしていきたい」(So-net担当者)としている。そして、「より手軽に購入でき、便利にモバイルサービスを利用できる環境を提供していきたい」と抱負を語っていた。

ちなみにソネットでは、Prepaid LTE SIMのほか、月額制のデータ通信サービスをSIMパッケージとして販売する「PLAY SIM(プレイ シム)」も提供している。Webから開通手続きを行い、購入後すぐにLTE/3Gのデータ通信サービスが利用できる点が特徴で、Amazon.co.jpから購入可能。

「Prepaid LTE SIM」を使ってみた

それでは、実際にPrepaid LTE SIMを購入して使ってみたので、利用開始手順などを見ていこう。なお本稿では、100MBのデータ量を使えるプラン100Mのmicro SIMを購入し、端末にはドコモのスマートフォン「Xperia Z SO-02E」を利用した。

Prepaid LTE SIMのSIMカード

多言語のマニュアルが同梱されている

Prepaid LTE SIMのパッケージには、SIMカードのほか、利用開始手順が記載されたマニュアルが同梱されている。マニュアルは日本語のほか、英語、中国語(簡体・繁体)、韓国語、タイ語で書かれており、外国人にもわかりやすい。また、MVNOサービスでは設定方法などをWebサイトで説明している場合も多いが、SIMカードが使えなければ、そもそもインターネットに接続できないという旅行者にとっては、マニュアルが同梱されているのは親切と言える。

SIMカードを台紙から外し、端末に装着する

端末にSIMカードをセットしたら、電源を入れて、端末でAPN(アクセスポイント名)の設定を行おう。Xperia ZをはじめとするAndroidスマートフォンの場合、端末の設定画面から[無線とネットワーク]→[その他の設定]→[モバイルネットワーク]などと進み、[モバイルネットワーク]画面の[アクセスポイント名]項目から、新たなAPNを登録することが可能。

端末の設定画面の[無線とネットワーク]→[その他の設定]を選択

[モバイルネットワーク]→[アクセスポイント名]でAPNの設定を行う

APN一覧画面のメニューから新しいAPNの登録を行おう

マニュアルに記載されているPrepaid LTE SIMのAPN情報を入力して保存し、APN一覧から登録したPrepaid LTE SIMのAPNを選択すれば、APNの設定は完了だ。

マニュアルに記載されているAPN情報を入力して保存する

APN一覧から登録したPrepaid LTE SIMのAPNを選択すれば設定は完了

次に、So-netのWebサイトにて、SIMカードの開通手続き(アクティベーション)を行う必要があるが、APN設定が完了していれば、アクティベーション用サイトにアクセスすることが可能。

アクティベーションには、SIMカードの台紙裏面に記載されている電話番号とパスワードが必要になる

アクティベーション用サイトで電話番号とパスワードを入力する

アクティベーション用サイトでは、SIMカードの台紙裏面に記載されている電話番号とパスワードを入力した上で、氏名や住所、電話番号、メールアドレスなどを入力し、規約などを確認して同意することでアクティベーションを行える。なお、途中でクレジットカード情報の登録画面も表示されるが、データ量の追加チャージをする必要がなければスキップすることも可能だ。

氏名や生年月日、住所、電話番号、メールアドレスなどを入力する

規約などに同意し、登録内容を確認すれば、アクティベーションを完了できる

このようにAndroidスマートフォンの場合、Prepaid LTE SIMでは、Wi-Fiスポットなどの他の通信環境を利用することなく、SIMカードのみでAPN設定やアクティベーションを行える。とりわけ外国人の旅行者にとっては、手軽で便利なサービスと言えるだろう。

アクティベーションを行うと、データ通信を利用でき、Webサイトの閲覧などを行える

Prepaid LTE SIMでデータ通信を利用してみたところ、通信速度も申し分なく、Webサイトの閲覧はもちろん、TwitterなどのSNSアプリや地図アプリのGoogle マップも快適に使うことができた。また、ユーザー専用サイトでは、使用したデータ量を確認できるほか、クレジットカード情報を登録して、データ量の追加チャージを行うことも可能だ。

地図アプリのGoogle マップも快適に利用できた

ユーザー専用サイトでは、利用状況の確認やデータ量の追加チャージなどが可能

*  *  *

So-netが提供するプリペイド方式のSIMカード、Prepaid LTE SIMについて紹介してきた。関西国際空港や成田空港のほか、秋葉原や新宿などの主要駅の周辺でSIMカードを購入でき、すぐにスマートフォンでデータ通信を開始できるのが同サービスの特長だ。多言語の利用開始マニュアルも用意されており、日本人にも外国人にも使いやすいサービスと言える。外国人の友達が日本に遊びにきた際や、海外に居住している家族や友達が日本に一時的に帰国した際などには、ぜひPrepaid LTE SIMをおすすめしてみてはいかがだろうか。

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